マダイ&ワラサ船デビューの前日、ネットで注文していたがまかつ「タイドスター50-300」が届いた。ピンク色のかわいい竿。竿袋までショッキングピンク。3本継なので電車釣行にもぴったりだ。さっそく80号の錘をぶら下げてみると……うひょ~~、曲がりしゅぎぃぃぃぃぃいいい!
写真を撮るとき、子供1号に竿を持たせたのだが、身長145センチの子供1号の腰の位置に竿を構えさせると、竿先が危うく地面に付きそうになる。少し上に竿を傾けて、なんとかカメラのフレームに収めた。錘をぶら下げると1メートル以上竿先が曲がっていることになる。
タイドスター50-300の錘負荷は30号~120号。80号なら余裕があるはずなのだが、最初からこんなに曲がってて大丈夫?と初めて触るマダイ竿に不安を覚える。師匠からは「マダイ竿はペニャンペニャンに曲がるからビックリするよ」と前もって教えてもらっていたから、こんなもんかなとなんとか納得しているが、前知識がなければ買ったお店に「最初から竿の腰が抜けている」とクレームの電話をしていたかも。
マダイは、錘に竿先が下がった、竿が負けた状態で釣るものらしい。これにマダイやワラサがかかると、さらに竿が胴から曲がって全体で魚の引きを吸収するという。タイドスター50-300の場合、アクティブサスデザイン(ASD)という機能で、魚の引きにあわせて竿の曲がりの頂点が移動していくというのであるが……ASDっていいなぁって分かるくらい大きな魚が釣れるかしら。
著者: へた釣り