へた釣り.こむは船釣りを始めたばかりの読者が多く、いろんな質問が寄せられる。この時期多いのは何といっても「冬も船釣りしてますが寒くない?」というもの。釣りが楽しいと寒くて辛いを天秤にかけて楽しいより辛いが勝ったらその日の釣りは終了だ。防寒対策は本気でやっている。
まずは報告。モンベルのグローブはほぼシマノ互換で値段半分以下かもと紹介したネオプレン スリーフィンガーレスグローブだが、手へのフィット感、竿の握りやすさ、指先での作業のしやすさ、温かさ、乾きやすさと冬の釣り用グローブに求められる多くの機能で満足した。この4、5年毎年新調していたクロロプレンEXSフィンガー3カットグローブの新品のときのハメ心地をはっきりと覚えているわけではないが、違和感を感じるほどの大きな差異はないと思われる。値段は半分以下なので今年からはこのグローブを買い続けると思う。
防寒具は最初こそ釣り具メーカーの物を釣具店で買っていたが、最近はモンベルの物を買うことが多くなっている。グローブ同様、これはオススメ!!という物をいくつか紹介する。靴下は「メリノウール スノースポーツ ソックス」なら動きやすさと厳冬期のスノースポーツでの使用に耐える保温力を併せ持つ。防寒対策がされていないオールシーズンタイプの長靴でも起毛タイプの中敷き(100円ショップで買える)を入れておけば足が凍えることはない。
モンベルで売られているグッズの中で防寒対策で実はすごくお役立ちなのが「アクアテクト リストバンド」。袖口に装着し水の浸入を強力に遮断してくれる。これがあるとないとでは衣服が濡れると大変な冬の船上での安心感が全く違う。特に頻繁に手を洗うことになるコマセを使う釣りの場合、袖口からの水の浸入を恐れなくていいのはすごく助かる。あまり水に触れることがない釣りでは巻きポカという手首に巻くタイプのカイロを使い、水の浸入の可能性がある(雨や飛沫も含む)場合はアクアテクト リストバンドをと使い分けている。
釣り用のアウターもモンベルの「パウダーライトパーカ」を気に入って使っている。「アルパインウエアの中で最も高い保温性」と謳われているので温かいのはもちろんのこと、スノースポーツ用なので非常に動きやすい。この下に保温性の高いラッシュガード(冬は安く買えるので今がお買い時)+フリースを重ね着しておけば、上半身が寒いと感じたことは東京湾では一度もない。
著者: へた釣り