発表と同時にこれは買うと決めていた「カイメイ スペシャル 30-210」を手に入れた。実戦投入&入魂(予定)の儀は、今週末の沖のウィリー五目になる。1年通して使うことになる主力竿にするつもり。早速、箱から出して愛いヤツと愛でておく。海明30-210より感度が良さそうな気がする。
ポイントが貯まっていたのでナチュラムというネット通販で買うつもりだったのだが、オーダーすると、「お客様にご用意させていただくことが叶わない」というツレナイお返事をいただく。ナチュラムで取り寄せ品を買おうとするとよくあること。上州屋・渋谷店から大創業祭セールの案内が来ていたのを思い出す。入荷情報がアップされたので買いに行った。店頭表示価格は30%オフの2万9862円とナチュラムと同じ。セールでさらに10%オフなので2万6875円。ハガキを持って行くと500円引きなので2万6375円。想定よりも3500円も安く手に入った。定価の38%オフ! お値段的にも愛いヤツになってくれた。
箱から取り出してみて一番気に入ったのが、使い慣れた海明30-210とグリップの部分が全く同じであったこと。厳密にはリールを固定するために回す部分のデザインが違うが、握った感触は同じ。竿が変わったってことを意識せずにシャクることができそう。ブランクは黒基調で、昔のAR-Cに似た高級感のある雰囲気になっているのがなんとなくうれしい。海明と比べて一番の違いは穂先。チューブラからソリッドになったせいなのか、一回りか二周り細くなっている。感度が上がっていそうな気がする。ウィリーに触れてくる魚の感触をもっと鋭敏にキャッチできるようになるかも。
フィッシングショーで触ったときは海明よりも穂先が深く曲がると感じていたが、同じオモリをぶら下げたときの穂先の曲がり具合はほとんど変わらなかった。あとはシャクったあとの穂先の挙動(ウィリーなので穂先が遅れて戻ってほしい)だけだが、こればかりは陸の上で何度振ってみてもよく分からない。スパイラルXとハイパワーXの採用でねじれがなくなり操作性が格段によくなると説明を受けたが、これも陸の上では…どう違うのか分からなかった。タフテックの採用で穂先が折れにくく、折れても穂先だけ交換可能(修理費が安い?)という点も気に入っているが、買ったばかりの竿の穂先を折れそうなほど曲げてみる趣味はないので試してない。
著者: へた釣り