東京湾の釣り船のサイトを見ていると2月1日からメバル解禁の告知をよく見るように。12月、1月はメバルの産卵期にあたるため湾奥船宿有志で決めた自主禁漁期間なんだという。「解禁直後は場荒れも少なく大物期待」とあるので、へた釣りも準備開始。昨シーズンの反省で竿を買う。
今シーズンのメバル釣りは羽田・かみやでお世話になろうと思っている。そのかみやの「メバル釣りワンポイントアドバイス」には「使用竿は軟調子タイプに限る!」と書かれていた。硬い竿では喰い込みが悪く、仕掛けの全長が2メートル以上あるので竿長は2.4~3メートルが最適とも書かれていた。へた釣りは昨シーズン、1.9メートルのLT竿で釣った。竿が軟調子という条件は満たしていたと思うのだが、竿の長さの関係で仕掛けの上下どちらかを30センチ詰めて使った。調子が6:4調子でメバルの強い引きがあると、根に持っていかれて少し悔しい想いも……。
偶然、寄った釣り具店で「東京湾のメバル釣りに最適」とイチオシされていた「ベイゲーム コチ・スズキ」が気になっていた。メバルだけならときどき根に潜られることがあってもLT竿でもなんとか対処できそうだが、4月あたりから通うことになるマゴチ用の竿も兼ねているとなれば、メバルで2月~3月、エビマゴチで4月~5月、ハゼマゴチで9月~10月使える。活躍期間が長いので買ってもいいんじゃないかと思いだした。で…実際に買った。
釣り具屋に行っても時期はずれのせいかなかなか売ってないので、Twitterでフォローしてくれた玉屋釣具店のネット通販で買う。送られてきた箱には「高級釣竿在中!」と大書してあり、なんだかビビった。竿を伸ばしてメバルで使う20号の錘をぶら下げて見ると……先の10%くらいのソリッド穂先部が曲がる。錘を引いてみると7:3調子ということで先の30%の部分を頂点にしなり出す。でも、竿の真ん中より手元寄りは硬いようでほとんど曲がらない。これならメバルに根に潜られにくいだろうし、マゴチのアワセもビシッと一発で決まるような気がする(LT竿では追いアワセが必要だった)。実釣に投入するのが楽しみ!!
著者: へた釣り