カイワリは年中脂が乗っている魚ではあるが、初島沖での旬は5月から7月ではないかと思っている。宇佐美・治久丸の船長からも「夏にかけて大型カイワリが交じる季節です」告知が出た。40センチ超はそうそう狙って釣れるものではないが、オキアミをやめて土佐カブラで今年もデカイワリを!!
カイワリは数を狙うなら11月から2月がよい。サバや大アジの邪魔が少なく、カイワリ狙いに集中しやすい。また、日が落ちるのが早いため、へた釣りの乗る午後船は入れパクを期待できる夕マヅメのゴールデンタイムが長い。この時期はわりと安定してツ抜けを狙える。4月になると、サバや大アジなどのお邪魔な魚が釣れ始める。午後船は夕マヅメ前に沖上がりになってしまうので、曇り(できれば小雨)など、空の暗い日を選んで釣行しないと安定して釣れなくなる。この期間、へた釣りは数は狙わずに、土佐カブラで釣る。良型のカイワリは魚食性が高まり、土佐カブラに食ってくるカイワリは25センチ以上のお刺身で間違いないサイズばかり。30センチ級、35センチ級、できれば昨年に続いて40センチ級のカイワリを今年も釣りたい。
著者: へた釣り