今週末は第13回かみやメバル大会だ。昨年は型部門で3位に入賞しマグレ大爆発だったわけだが、今年も何かの間違いを狙っている。腕が足りないのはどうしようもないので、大型メバルを狙った餌を持ちこんで何かの間違いが起きる確率を少しでも上げてみる。仕掛けも少しアレンジ。
餌はイソスジエビ(4~5センチ)を30匹を通販で注文した。事故がなければ大会前日には届く予定。通販で届いた海水ごと活きエビクーラー55に移して、エアレーションしておけば1日、2日は元気なままキープできると考えている。お値段1匹100円超えの超高価なエビなので、これまで25センチ以上の大型メバルを釣った記憶のあるポイントでだけ使ってみるつもり。船宿でもらうモエビでも大きなエビには大きなメバルが食いついてくるという傾向は明らかにあるので、それなりの効果はあるはず。
人生最大のメバルは何かの間違いで針に掛かったカタクチイワシに食いついてきた。ただし、全長10センチを超えるカタクチイワシを一飲みしてやろうというメバルはあまりいないようで、イワシでメバルが釣れた経験は2、3回しかない。もう一回り小さくて、ウロコのキラメキがメバルの捕食スイッチを入れてくれる餌としてオイカワを5匹だけ持って行くつもり。大型の実績のあるポイントでしかも釣り座が障害物に接近したチャンスタイム限定で投入してみようと考えている。オイカワ以外にメダカやグッピーの♀、カージナルテトラまで検討したけど、メバルの餌にちょうどいいサイズの物はほとんど見つからなかったので断念。
昨年の大会で大型のメバルを寄せる効果があるのでは?という手ごたえを掴んだWAREKALA 1.8は今年はどうもパッとしない。癒されりゅぅぅぅぅうううううう!!だった練習釣行でもついに1匹もメバルを掛けられなかった。今年はどうやら東京湾奥は潮が澄んだままという傾向があるようで、カフェオレのような色をした潮の状態になっていない。目がいいと言われるメバルにワームが完全に見切られちゃってるのかなぁと考えている。一応持って行くけど、潮の色がこれなら!って感じに変わってないなら使わないような気がする。
へた釣りが普段使っている仕掛けは図の通り。がまかつの「エビメバル専用」という仕掛けの下部を25センチほど詰めて使っている。一番下の針が底に着かずに少し上を漂っていると想像している。理由はいくつかある。まず下針を底に着けると根掛かりのリスクが増す。底を針が引きずる感触が竿先や手元に伝わってきて、魚信を取ろうとするのの邪魔になる。メバルは底近辺にいることもあるがカサゴと違って底に腹を着けて餌を待ち伏せているわけではない。錘から下針まで35センチという長さは一応カサゴに色気を出しながらもメバルメインに狙うのにちょうどいいと考えている。ただし、大会ではメバルだけを狙えばよい。今年から型も数もカサゴを除外してメバルだけというルールに変更されたので、もう少し下針の位置を上げて勝負してみようと考えている。果たして適切な長さが40センチなのか50センチなのか、市販仕掛けそのままの60センチなのかは分かっていない。40センチから初めて様子を見てみるつもりだ。
まだ4日も先なので予報は変わるかもしれないが、大会当日は晴れの予報。曇っていればハリスは1号で、もし晴れていたらハリスを0.8号まで落としてみようと考えている。1号と0.8号でどれくらいメバルの食いの差が出るかはちゃんとデータを集めていないが、晴れの日にハリス1.2号の仕掛け(間違えて買った)を使ったときには明らかにメバルの魚信が減ったように感じた。たかが0.2号、されど0.2号である。何かの間違いが起きる可能性を少しでも上げるために0.8号で勝負する。大型が掛かって0.8号で大丈夫という不安はあまり抱いてない。メバルは歯が鋭い魚ではない。下針の位置を上げれば根ズレでハリスが痛むことも回避できるはず。メバル独特の一撃目の強烈な引き込みさえいなせれば0.8号で十分に獲れる…と思う。
と、ここまで準備して、あとは運を天にまかせる。目標は無料乗船券狙いで型部門3位。でも、活かしクーラーを自作するために2位になってクーラーをもらってもいいかなぁっと、獲らぬタヌキの皮算用しながら、あと4日間は虫のいい夢見ていよう。
著者: へた釣り