PEラインがよく高切れすると悩んでいたときにシーバス師匠改めサンマ漁の未来を担う部長から教わったのが、超音波洗浄器を使ったラインのメンテナンス方法。釣行後にラインに付着した汚れを念入りに除去する。ほんの5分。このひと手間でラインの寿命が半永久に延びた気がするよ。
釣行後、桟橋に着いたらすぐに水道水でリールを洗う。スプールにも水を当てて数メートルラインを引き出してリール内に侵入した塩水を洗い落とす。ここまでは多くの人がやっていると思う。へた釣りもやっていた。でも、PEラインの高切れが頻繁に起きることに悩んでいた。シーバス師匠から教わったのはその日使ったラインに痛みがないかをチェックし、水をかけただけでは落としきれないラインに付着した汚れをきれいに洗い落す方法。
帰宅後に空きスプールにその日使ったラインの長さ+10メートルをゆるめに巻き取る。巻き取ったスプールを超音波洗浄器に入れて洗浄する。スプールに巻き取るときにラインに傷などがないかをチェックする。傷んでる?という部分があったら惜しまずに切る。オマツリなどでテンビンなどの金属に擦れた可能性がある部分は特に念入りにチェックする。超音波洗浄中は見守っている必要はない。風呂に入るときにでもスイッチを入れれて放置する。ラインから塩が抜けているだけでなく、縒りの隙間に入り込んだPEを劣化させるケミカルな物質が除去できているんだと思う。これだけの手間でPEラインのトラブルは明らかに減った。
著者: へた釣り