煮付け2尾で1皿サイズのメバル14人前に癒してもらい幸せ釣行で半日船でメバル28匹と自己最多は更新できたが、魚信はほぼ途切れずに出続けての釣果なのでそれ以上が見えてこない。前日の竿頭は57匹。2倍釣った人がいるわけで、改善点を考えないとこの釣りが行き詰ってしまう。
魚信の出し方や追い食いの発生法なども当然改善の余地は大いにあるとは思うが、それで釣果が倍になるとは考えにくい。たぶんこのせいと思い当たっているのが手返しの悪さだ。一荷で釣れ盛っているときに仕掛けを投入できる回数を増やせるように策を練る。
メバルの仕掛けは3本針・270センチで自作している。竿の長さも270センチなのでサルカンギリギリまで巻いて竿を持ち上げればオモリが手に取れるはずなのだが…魚の重みが加わるとオモリには手が届かず幹糸を手に取ってオモリを手繰ることになる。一荷といっても3本針に3匹は釣れていないので2本針にして仕掛けの全長を詰めた方が数が伸ばせる気がしている。
メバルは針を口の中奥深くまで飲み込んでしまい針を外すのに苦労するという魚ではないが、口の周りの硬い部分にしっかりかかってしまったときはペンチを使わないと外しにくい。ハリスが0.8号と細いのでペンチでラインを擦ってしまうと、針は外れたけれど結局枝スは交換ということがままある。クイックハリハズシを使えばハリスが傷みにくくなる気がする。
船べりに固定して使う竿受けはカワハギ釣り以外ではめったに使わない。メバル釣りは竿が長いため餌付けのときに竿が安定せず、船が揺れると竿が船べりを滑って動くのは煩わしいし、餌付けに要する時間も長くなってしまっている。ロスタイムを少しでも短くするためには竿受けを持っていった方がいい気がしている。
餌付けに要する時間が名人さんたちに比べて長い。というのは名人さんは右手に針を持ち、左手で摘まんだモエビの尻尾を自分の歯でプチと噛み切ってペッと吐き出しながら針をモエビに刺す。対してへた釣りは左手で摘まんだモエビの尻尾をハサミで切ってハサミを置いてから針を摘まんでようやく装餌。3本針に3回餌を付けると随分とかかる時間が違ってくる。分かっているけどモエビを口に入れるの…衛生面でちょっと躊躇いが…。
著者: へた釣り