序盤にクロダイ×2、そのうちマダイも釣れると思ったのに…で「クロダイしか釣れない~~~!!」と嘆いていたらマダイを2匹釣っていた名人さんから「クロダイが釣れるとタナが低すぎるのでタナを1メートル上げてみる」と教わる。底を仕掛けの長さ分切ったタナのことを「ゼロ」と言っていた。
仕掛け長8メートルでビシの位置を海底から8メートルにすると、付けエサは海底から何メートルくらいを漂っているもんなんだろう? 仕掛けはフロロ3号にマダイ針7号が2本。付けエサを自然に漂わせるために針の重さを相殺する真鯛フロートをハリスに付けてある。船長からの指示は「水深20メートル。17メートルでビシを止めてそこから12メートルまでコマセを撒く」だった。待つタナが12メートルだとしても17メートルまで一度落として付けエサを底に近づけておくのが大事なのかな? 横着して15メートルくらいで止めてしまうと付けエサが底付近に届くまでかなり時間がかかってしまう気がする。オキアミの沈下速度は20秒で1メートルくらいだ。コマセを振ってビシを上げていっても長いハリスの先にある付けエサの位置はそれほど上がらないと想像される。付けエサは常に底付近(底から3メートル以内)にあるという理解でいいのかな?
ところで、誘い下げの最中、付けエサはどう動いているのかが気になる。ビシをゆっくり下げることでハリスにかかっているテンションが抜けてオキアミが自然に漂うのでは?と想像しているのだが、どうなんだろう? マダイ釣りの長ハリスに関しては、コマセとどう同調しているのか? 誘ったときにどのように動いているのがきわめてイメージしにくい。一度水中映像でどうなっているのか見てみたいかも。
著者: へた釣り