メバルの特餌を探しに熱帯魚屋さんに行く。観賞魚を愛する店員さんが応対してくれる店で釣餌を物色するのは気まずい。一応、熱帯魚の飼育経験はあるので、そうと悟られないように優しい眼差しで水槽を眺めるようにしている。カージナルテトラが生きたルアーにしか見えなくて困る。
カージナルテトラは、体中央がメタリックブルーで、下半分が蛍光レッド。配色的にはもう完全にルアーである。体長は最大で4センチということは1.6インチ。メバルを誘う生きたルアーにぴったりのサイズだ。ただし、いくつか問題がある。熱帯魚なので水温はもう少し上がってくれないと仕掛けを投入したら動かなくなってしまうかも。水温20度はほしい。売られているカージナルテトラは体長が2センチ以下の物がほとんどで、アピール力のある生きたルアーとして使いたければ、1年~2年くらいしっかり餌をあげて飼育しないといけない。どこかに売れ残ったフルサイズのカージナルテトラがいればいいんだけどw
カージナルテトラは狙いすぎとして、今のところ特餌の有力候補になっているのがオイカワの小さめのサイズの物。体長5センチ前後で体色は海中で目立ちそうな銀色。悪くないような気がする。メダカならもっと安く手に入る(大型魚の餌用に1匹20円以下で売られている)のだが、カージナルテトラと同じで売られている物のサイズが2センチくらいの若魚ばかり。良型メバルの餌として使うには長期間飼育する必要がありそうなので断念した。というわけで、明日は、オイカワとドジョウで勝負することに。
著者: へた釣り