細ハリスクッションなしイサキはドラグにおまかせが正解?

剣崎イサキはフロロ1.5号の細仕掛けであるのにも関わらずクッションゴムは付けずにやる。その方が数釣りに有利だし尺超えイサキでも十分対応できるからだ。ところが35センチを超えたジャンボと呼ばれる超良型が掛かると瞬殺された。竿の弾力ではなくドラグにおまかせが正解かな？

クッションを付けたくない理由は、いくつかあるが魚がウィリーに触れてきた感触を察知しにくくなるのが大きい。高速にシャクっていたのに急にシャクリを止めて待つことがあるが、これは穂先にはほとんど変化は出ていないが手元に魚が触れた感触があったから。小型の数釣りシーズンでは微小なアタックを取れるか取れないかで結構釣れる数が変わってくる。もう1つはイサキの硬い口への針の貫通性を優先してだ。クッションを付けると針がイサキの口に軽く乗っているだけのことが増え、活性が低いときは針掛かりしなかったり、巻き上げ中（特に追い食い狙い中）にバラしやすくなる。

昨季までウィリーの針はチヌ針の0.8号を使っていたが、この針では良型っぽい手応えがあったときに針を折られたり伸ばされたりということが何度かあった。対策として今季から太軸のグレ針5号も使うようになった。刺さりだけでいえばやはり細軸のチヌ針に分がある。中型から小型がメインのポイントではチヌ針の仕掛けを、良型が期待できるポイントではグレ針の仕掛けをと使い分けるようになった。グレ針は今のところ折れたり伸ばされたりということはないが、太軸な分刺さりが浅くなりやすい。弾力のある弓型テンビンではなくストレートテンビンを使うのも刺さりを重視してのこと。

イサキは雨の日に限る。今季最大36cm&最多47匹でどやっ今季最大36cm&最多47匹でどやっでハリスを切られてしまったのはいずれもフロロ1.5号のグレ針仕掛け。枝スは編み込みで出しているのでフロロ1.5号の強度をフルに近く出せていると思う。これまでなら針が折れていたのが折れなかったので幹糸がブチ切られた？　ハリスを切られた二度はなんとか竿の弾力を活かしてファーストランを止めようとして瞬殺された。同じ方法ではもう一度瞬殺されるイメージしか沸かなかったので、三度目は最初の引きには一切逆らわず竿先を海面に向けてわざとのされた。ドラグが引き出されイサキの勢いを削ぐのはドラグに完全におまかせ。引きが弱まったら竿を立てて巻き、引き込まれたら無理せず竿を送ってドラグを出した。これで獲れたのだから、細ハリスでジャンボイサキの相手をするには竿で耐えずにドラグにまかせるが正解？