土佐カブラで良型カイワリを狙うカイワリングのメモを上げたら、カブラについてよりも記事中の枝スの三方編み込みのやり方についての問い合わせの方が多かった。釣魚としてマイナーなカイワリを釣具としてマイナーな土佐カブラで狙うなんて…どマイナーな釣法…スルーされたかな?
枝スの三方編み込みのやり方を説明する。吹き流し仕掛けの本線には結びこぶを作らないのがハリスの強度を100%近くまで引き出す鍵。吹き流し仕掛けが不意の大物によって切れるときは多くの場合、枝スを出した結び目で切れる。枝スを出すときに編み込んで結び目をなくすと仕掛けが切れることはほとんどなくなった。青物などが相手で結び目でもなんでもないところで切れることはあるが、使っているハリスでは獲れなかった魚だと諦めがつく。
カイワリング仕掛けのハリスは2.5号。枝スを出したい部分に2号の添え糸を16センチ添える。
枝スをカウヒッチで出したい場所に固定し、添え糸が左右同じ長さになるようにして少し締め込む。片側は枝ス長に、もう1方は8センチくらい。
8センチの端糸を枝スにハーフヒッチで編み込んでいく。16回編み込んだら端糸を処理する。
添え糸を本線にハーフヒッチで編み込んでいく。こちらも16回編み込む。
もう一方の添え糸もハーフヒッチで16回編み込んだら完成。手間はかかるが仕掛けの強度は飛躍的にあがる。
著者: へた釣り