土佐カブラを高速でシャクるカイワリングでこれまで3戦してカイワリを5匹釣った。いずれもお刺身で美味しい25センチ級なので、どうだろう?と自信なく始めた試みとしては上手くいっている。3戦するといろいろ改善点も見えてきた。次回はウィリー+土佐カブラのハイブリッドを試そうと思う。
あまり活性が高くない日にしかやれていないし、たった5匹からの推論なので精度は低いかもしれないが、同じことを繰り返すよりも改良版を次々投入する方が面白い。まずは食ってきたカブラの色だが、5匹中4匹が白に食ってきた。1匹だけ緑で釣れた。カイワリだけでなくチダイなどのゲストもほぼ白に食ってくる。水深90メートルだとカブラは白一択でいいかもと思い始めている。
ゲストを含むほとんどの魚がビシから一番遠いカブラに食ってくる。二番目に遠いカブラで釣れたのはカイワリ1匹とゲストの赤い魚の2匹だけ。カブラは小魚を模しているので、魚はカブラを後ろから襲うのではと想像している。だから一番下のカブラと枝スで出しているカブラでは一番後ろになる二番目に魚信が極端に偏るのではないかと……。残りのカブラは仕掛けがらみなどの原因となりむしろ邪魔になってしまっている?
思いついたのがビシに近い3本の針はウィリーでビシから遠い針2本は土佐カブラというハイブリット仕掛け。コマセには突っ込んでこず小魚を追っている良型カイワリを土佐カブラで、コマセに反応して突っ込んでくる中型以下のカイワリをウィリーで狙ってみるという作戦。カブラで釣り始めてから最初に配られるアミコマセを半分くらいしか使わなくなった。魚を寄せたり活性を上げたりという点では船にほとんど貢献していない。ハイブリッド仕掛けならウィリー用にコマセをもう少しは撒くようになる。この仕掛けで中型をウィリーで良型をカブラで同じ日に仕留められれば、オールシーズン使えるカイワリング2.0仕掛けになるかも。
著者: へた釣り