早くも左巻きシングルハンドルの「シーボーグ150J-L」が店頭に並び始めているようだ。竿は左手で操作したい(慣れてるし、船の急な揺れに備えて右手は空けておきたい)ので右巻き待ちなわけだがここで悩みが…。LT電動リールを買うとフォースマスター1000MKの出番はなくなっちゃう?
へた釣りが電動リールを使う釣りを思い起こしてみる。まずは1月~2月のオニカサゴ、アマダイ。これをライトタックル化できるからシーボーグ150Jかフォースマスター400の購入を検討しているわけで、1000MKの出番はなくなる? 続いて3月の沖のウィリー五目。これもPE2号以下のラインなら錘を80号から60号に落とせるので1000MKの出番はなくなる? 5月から7月に釣る伊東沖のカイワリ五目。水深25メートルから100メートルまでとポイントにより攻める水深が変わるので、浅いポイントでは錘60号でLT化、深いポイントでは1000MK+80号を使う二刀流かな?
7月と9月の北海道遠征でやる釧路沖根魚五目。錘250号なので1000MKを使うことになる。う~~ん、PE2号を巻く小型電動リールを買うと愛機フォースマスター1000MKの出番がほとんどなくなってしまう。釣りやすさを求めた選択なので間違ってはないと思うのだが、お気に入りのリールなのでなんだか寂しい。
へた釣りはあまり深場の釣りの経験がないので、ラインの太さに合わせて錘の重さを勝手に変えていいものかどうかで悩んでいる。オニカサゴ釣りでは水深によって「錘を軽くする人はしてよ」あるいは「深いので120号とか重い錘で」と船長がアナウンスしていたので、錘を変えている人がいたと思う。船宿サイトには「道糸:PE4号前後×200m以上巻いておいて下さい/オモリ:120号使用」と書かれているので、へた釣りはPE3号で錘120号でどの水深も釣っていた。オマツリが怖くて変えられない。理屈でいえばPE2号にすれば錘は60号。60号では沈む速度に差がつきすぎるので80号くらいにすればいいのではと考えているのだが……経験不足から指示通りではない仕掛けを使うのがちょっとおっかなかったりする。
アマダイは「PE2号以下なら錘40号」、沖のウィリーも「PE2号以下なら錘60号に変更」と指示されているので安心感があるのだが…オニカサゴは錘を変えるの容認されてたみたいだしなぁ~。いろんな船宿のレギュレーションを調べてみると、オニカサゴでも「道糸PE2号以下なら80号でライトタックルも可能」と書いてある船宿もある。キンメダイを狙う深場の釣りでも「PE6~8号は250号 PE4号以下であれば200号で」と書かれていたりして、深いから錘は必ず統一ということでもなさそうだ。ラインの太さが倍違うのに錘の重さは一緒という方が不自然なので、当然といえば当然? オニカサゴは水深60m~200mと攻める深さがマチマチなので、PE2号+80号とPE3号+120号とタックルを両方用意した方がいいのかな? 錘が着底するまでに要する時間を考えるとその方が現実的な気がする。これならフォースマスター1000MKの出番が増えてうれしいw
表にしてみる。
対象魚 | ライトタックル | 通常タックル | 水深 |
アマダイ | PE2号 40号 | PE4号 80号 | 60~100m |
LTウィリー | PE2号 60号 | PE4号 80号 | 80~100m |
オニカサゴ | PE2号 80号 | PE4号 120号 | 60~200m |
キンメダイ | PE4号 200号 | PE8号 250号 | 250~500m |
あまり頻度は高くないが、ほかに電動リールを使う釣りを考えると、PE4号で130号が基本のビシアジだとライトタックル化しても100号くらいまでだと思う。冬場のタチウオは錘100号だが、タチウオの仕掛けは水の抵抗が小さいので錘60号くらいまでライト化できる? しばらくはライトタックルと通常タックルの両方と、錘を段階的に調整できるように重さのバリエーションをそろえて持って行くのが懸命かな? とすると、電源コネクタの着脱だけで、ライト←→通常タックルの入れ替えができるフォースマスター400の方が便利? でも、シーボーグ150Jの方が操作性よさそうだし……どっちのリールを買うか悩むついでに、ライトタックル化と錘の軽量化の相関について考えた…いろいろ考えたり調べたりすることが尽きないから釣りって楽しい♪
著者: へた釣り