東京湾でのカワハギ釣り2012は、TKB43決勝で終わりかなぁ~。東伊豆の川奈沖で年末にあと1戦して有終の美を飾って(←この部分、特に未定)シーズン閉幕の予定。来シーズンに向けての今シーズンの反省&備忘録はまたの機会にまとめる。来季も頑張れるようにまずは装備の点検。
竿は「閃迅カワハギ極先調子」で1シーズン通した。中庸的な調子のロッドで感度も最高とはいえないのかも知れないが悪くはないので気に入っている。でも、極先調子より少し柔らかめの竿があれば底での釣りでもう少しカワハギが獲れるようになるのでは…という気がずっとしている。来シーズンは閃迅カワハギ極先調子と先調子の2本持ちにするか、それとも頑張ってお金を貯めてステファーノを買ってみるかと悩み中。今シーズンのカワハギ釣行記を読み返してみると、底でしか魚信が出ない時に明らかに失速するという傾向があった。柔らかい竿をゲットすれば解消するというほど単純なもんではないだろうが、気になるポイントは潰しておきたい。
竿といえば、今シーズンは2度も竿を折るという不運に見舞われた。一度目は穂先。穂先ガードを竿に付属していたプラスティックの筒状のものから「シマノロッドトップガード」に変えて穂先折れのリスクは解消した。二度目の竿折れは荒天での移動中に竿の根元が真っ二つに。フリースタンドと置太郎を購入し、ウレタン材で竿を固定することで、時化の移動中にかかる竿への負担はほぼゼロにできたのではないかと…考えている。フリースタンドと置太郎はカワハギ釣りだけではなく、ロッドキーパーを使わないほぼすべての釣りで、活躍してくれるような気がする。
リールは来年も大会に参加するならちょっとかんがえなきゃなぁ~と思い始めている。普段はクイックラッチという竿を握る手だけでクラッチのON/OFFを切り替えられる「バイオクラフト クイックファイヤー 300XH」を使っており、それに慣れてしまっていたので、ダイワのリールを使う習慣をつけておかないと……という道具縛りにまつわる問題点も。片手でクラッチのON・OFF&ちょい巻きができる「スマック100H」を買って、2本竿でシマノ製とダイワ製のリール両方に慣れておかないとダメかなぁ~と思い始めている。超人さんたちがオススメするスマック釣法にもちょっと興味があるし……。
仕掛けをアレンジしたり、パーツを交換したりというロスタイムを減らすために導入したのが100円ショップで買ったZIPケース。針や仕掛けなどを整理するのに便利だが、平たくないものは依然としてビニール袋の中に乱雑に入れたままになっている。中錘や集寄板、錘とブレードなどを整理して、試してみたいことがあったらすぐに取り出せるようにしておかねば、という課題も。ちょうどいいサイズの小分けができるケースを見つけたら買っておこうと決めた。ルアー用のケース売り場を見に行けばみつかるはず。
今シーズンの最大の収穫はアワビ貼りブレードだった。これを付けるようになってから、数にも型にも恵まれるようになり、実力では到底届かないはずのTKB43の予選も突破できたと思っている。アワビ貼りブレードの色の組み合わせをもう少し考えてみると、もっと釣果が上向くのでは……というのが来シーズンの課題。今期は緑と金のアワビをブレードの表裏に貼ったものが一番釣果がよかった。下手にアサリに似せようとして白っぽいものやグロー系のものを入れると効果が落ちたように感じる(←周りの人も錘に白やグロー系を使っているから?)ので、アワビ貼りの組み合わせは来季もいろいろ試してみる予定。
カワハギへ臭覚でもアピールしてみようという実験は、とある事情で今年は試せなかった。なんと、妻1号に「モエビパウダー」を捨てられちゃったのである。「軽くて空だったみたいだから捨てといたよ」ってことらしい。TKB43決勝の釣行記に仕込んでいたはずのモエビパウダーが登場しなかったのはそんな理由だ。もう1つ、気になっているアサリの紫外線加工であるが、I川達人から「三本針の真ん中だけ加工アサリ、他は普通のアサリにしてみたら、真ん中だけ喰いませんでした」という人柱実験の報告が……。I川達人が使ったのは澄み潮用の切り身・オキアミ用の加工液。貝の臭いを強化してくれるアサリ用ならひょっとしてという期待もあるので、これも来季に試してみる予定だ。
著者: へた釣り