女性に愛されないってことで悩んだ覚え…50年の人生でほとんどない。なるようにしかならないと開き直っていた。そんな人が魚に愛されない(釣れない)ってことにここまで悩むとはwww 目下の課題はかつては蜜月だったはずのアマダイからの愛を取り戻すこと。何かいい手はないものか!?
愛されているというのは勘違いだとしても、難しく考えなくてもなぜか釣れる魚がアマダイだった。底を7~8回素早く小突いてフワリと50センチオモリを持ち上げる。持ち上げて一瞬たるんだ仕掛けが馴染んだ直後に魚信が出ること多かった。魚信がなければ50センチくらい鋭くシャクって海底付近をオキアミが跳ねているような誘いを入れる。これを2回行ってオモリが底から150センチ離れたらオモリを底まで落としてやり直す。小突いてエサの存在をアマダイにアピールし、鋭くシャクってエサを動かすことで食いつかせる。これでうまくいっていたんだけどなぁ~。今季(2016年9月以降)ここまで5戦して、狙っている40upの熟アマダイは1匹だけと全く釣果に恵まれない。何が悪い?
釣り方は変えてないつもり、竿もリールも天秤もオモリも仕掛けも何一つとして変えてない。なのに昨年の今頃は45upのご立派サイズを釣り上げてシールをもらえたり、羽田・かみやのプチ大会で型部門で2位(44センチ)、数部門で1位(5匹)と絶好調でアマダイとはラブラブだねぇ~なんて浮かれたことを書いている。ちょっと冷静になって釣行記を読み直して整理してみるとある傾向に気付く。へた釣りの釣り方は爆発力があり、ハマったときは数でも型でも船中で断トツになることが多い。その一方で釣行記のタイトルに「愛されてない」とか「破局」とか「泣ける」と付いていることも多い。うまくいったときのイメージと釣り方に囚われて相手(アマダイ)に合わせるってことを忘れている? それでは愛されない。
爆発力がある小突き&シャクリ釣りはファーストオプションにするとして、それでは相手にされないときの釣り方を調べる。基本はオモリを底から1メートル切る。そのとき竿を水平にしておき、竿をゆっくり50センチ下ろし、そこからゆっくりと上に1.5メートル上げるを繰り返す。シャクってリアクションで口を使わせるのではなくあくまでゆっくりとアマダイの目の前にエサを通すことを意識して竿を操作するのがいいみたい。2メートル幅を誘い終わったら一度底までオモリを落としてタナがボケないように底立ちを取り直す。辛抱強くこれを繰り返すのがご機嫌がよろしくない日にアマダイに嫌われない方法みたい。
もっとアマダイのご機嫌が悪い日には、誘わずに置き竿有利になるようだが、多動性中年なのでそういう日はご機嫌を取るのをあきらめよう。できることは仕掛けの長さを3メートル、ハリスを2号にして仕掛けが動きすぎず、自然に海底をたなびくようにしてみるくらいかな? あるいはアマダイはあきらめてほかの美味しい魚を狙う?
著者: へた釣り