一晩寝てもまだ興奮冷めやらぬ状態だったり。羽田・かみやのアマダイ釣りプチ大会で好成績を収めた釣り方を忘れないようにメモしておく。へた釣りだって一応それなりにあれやこれやと考えて釣っているのである。ほどんどの考えは休むに似たりで終わるけどたま~には上手くいくことも。
仕掛けを投入しオモリが海底に着底した時点で仕掛けはまだ底に付かず仕掛けの長さ分上を漂っているはず。ここで小突きの動作を入れる。仕掛け長は2.2メートルでガン玉は付けてないので仕掛けが海底に着くまで何秒くらいかかるかを想像する。ウキ釣りをしていると分かるが針に付けたオキアミが落ちて行く速度はかなり遅い。オモリで底を8回小突く間なら底には着かず海中をゆっくり落下しているはず。仕掛けのほぼ中央にある親子サルカンが少しだけ先行して沈んでいるはず。このときオモリを持ち上げるとまず親子サルカンとの間の仕掛けが張る。続いて親子サルカン以下の仕掛けがオキアミが海中でアンカーになって張る。オキアミは下方向に動くはず。オモリを底から切る動きを素早くキビキビと行えばオキアミが下方向に動く動きも速くなり、誘いとして効果的だと思う。オモリを持ち上げるタイミングはタナが70センチならゆっくりと沈んできた下針のオキアミの位置が海底から70センチ以下になっているのがいいと考えている。
魚信が出なかった場合は仕掛け(オキアミ)の位置を完全にリセットするために大きく竿を持ち上げる。竿の長さ+手の長さで3メートルくらいは底を切れるはず。その位置からオモリを素早く落とせば仕掛けは再び海中をゆっくりと漂い落ちて行くという状況が作れる。アマダイとはラブラブなんだよ~ん釣行で上手く釣れたのはこの動きを執拗に繰り返していたから。実釣時間の約5時間、ほかの動きは一切していない。
ゆっくり海中を漂うように落ちていたオキアミが海底付近で急に速く動き、底に近づいてくるような誘いができているとしよう(妄想なのでできてるとは言いづらい)。魚信は出るが針掛かりしないというときはいくつか対策を行う。針掛かりしない場合、仕掛けが張ってない可能性があるのでタナを10センチ刻みで上げていってみる。針掛かり率が上がるはずである。これ以上タナをあげると上針のエサがキダイなど底から少し浮いている魚の餌食になってしまうときはガン玉を打つ。ガン玉の重さで仕掛けを速く沈めると考えるのではなく、ハリスに抵抗を付けることで少ない動きで下針までのハリスが張りやすくなると考える。
アマダイ釣りには釣ってもいいゲストと連続して釣ってはいけないゲストがいるように感じる。底から離れてエサを追うことはほとんどないトラギスとムシガレイは連続して釣ってはいけないゲストの代表だ。タナを10センチ刻みで上げていく。逆にキダイばかりが釣れるようになったら今度は10センチ刻みでタナを下げていく。海底の変化もあるし船の上下もあるので全く釣らないというわけにはいかないが、周りの釣り人よりもトラギスやムシガレイ、キダイは釣れてないくらいがちょうどいい。
というのが2016年2月29日の時点でのアマダイ攻略法。あくまで下手な人が下手なりに考えたことなので、間違えてたらゴメン。でも、へた釣りはこうだと信じてる。
著者: へた釣り