来季も挑戦したい内房勝山港・萬栄丸の半夜クロムツだが、1つだけうまくいっていないことがあった。夜間の航行での事故防止のために沖上がり後すぐに船室に入るというルールがあるのだが、電車釣行用に荷物をトートバッグにぴっちりまとめているので片づけが遅く、迷惑な人になる。
電車釣行なので荷物はトートバッグ1つに収める習慣がある。臭いの漏れを防止し、未使用の物と汚れ物を仕分けるために、5リットルの防水バッグで小分けにして密閉して収納する。慣れているので釣り場から港到着まで時間があればなんなく荷物をまとめられるが…港が近いと間に合わないという経験は宇佐美・治久丸でもしていた。初島沖で沖上がりなら港まで時間があるので間に合うが、カンパチなどを狙う港を出てすぐの漁礁で沖上がりになると、船が港に着いても荷造りが終ってない。船の掃除の邪魔にならないようにとりあえず荷物をまとめて船から降りて続きの作業は岸壁で行うことになる。
それがもっとタイトになったのが萬栄丸の沖上がりである。全速力で片付けてもトートバッグに意図した形に荷造りしようとすると全く時間が足りない。自分一人が遅いせいで船が走り出せず気ばかりが焦るという経験を2戦目でした。次回からは最後の一流しは釣りをやめて片づけようと決めたのだが、1秒でも長く釣りをしていたい人なのでそれは惜しい。何か手はないかと考えて、萬栄丸に行くときは車で連れて行ってもらうので空の船バッグを持っていけばいいかもと気づく。沖上がりの合図があったら使った物をとりあえず船バッグに突っ込む。車なので荷物が2つになっても問題なし。これなら最後まで釣りができる。
著者: へた釣り