昨年、ウィリーで釣るイサキの面白さに目覚め、2年目となるともっと上手に釣りたい。普通の人なら真面目に通って腕を磨くのであるが、へた釣りの場合は真面目に通うついでに、あ~でもないこ~でもないと悩んだ挙句に、変な物を買いこんで大散財するというオマケ付き。釣れるかな~♪
タックルは腕の延長。使いこなせる腕がなければお金をかけても仕方がない。道理である。道理ではあるが、「道具のおかげで釣れるわけではない。でも、道具のせいで釣れないことはある!」とへた釣りは信じている。少なくとも、こうした方が釣れるかもと信じていろいろ工夫してみるのが釣りの楽しみの1つだと思う。例えそれが全く効果がないどころか逆効果だったとしても楽しい趣味にはお金をかけていいのだ。
というわけで、ウィリーの仕掛けを見直し。一之瀬丸の瀧本船長からもいろいろ教えていただいて、「針はチヌバリ0.8号、枝スは12センチ」を基本に決めることにした。針はこのサイズでないとウリンボサイズを拾えないということもあるが、チヌ針の0.8号にウィリーを巻くとコマセとなるアミエビとウィリーの大きさが一番近くなるようだ。枝スの長さは10センチ~20センチの間でいいようだが、活性が低いときに最も針掛かりしやすい枝スの長さは12センチということなので12センチのものを量産してみようと決める。
ウィリーカラーに関しては、ネットなどで調べると最も評判のよい「383」というカラーを持っていなかったので購入。緑系はグリーン、ライトグリーンの2色を使っていたが383はライトグリーンを少しくすませた感じの色。チモト装飾用に「UVレジン」を買うと決めていたが結局、ピンク、夜光、ケイムラの3色買ってしまった。
ついでにUVライトも購入してウィリー仕掛けの新シリーズを作る上で必要だったものは全部そろった。「へた釣り印のウィリー仕掛けを自然に漂うように改良したよ」で紹介した赤色のフロートパイプは、浮力がありすぎてウィリーシャクリには向かないようなので使うのを中止。
へた釣りはウィリーイサキ用に「FIELDER AMAMARU 205」という竿を使っているのだが、この竿でいいんだろうか?という悩みをずっと抱えていた。シャクったときに竿先がグゥと曲がり、ピタッと止めたときに竿先が遅れて元に戻るというシャクリ方をこの竿では非常にしにくい。ゆっくりシャクると竿先がほとんど曲がらず、強くシャクると竿先が跳ねるような動きをする。なんとか竿先を遅れて戻すためにおねえシャクリ改なる、30センチシャクるなら最初の10センチだけ強くシャクって残りの20センチは力を抜くシャクリ方でやっていた。上州屋・渋谷店で相談すると「AMAMARUだと硬すぎてシャクリにくいですよ」とあっさりと言われてしまった。
著者: へた釣り