イサキのリベンジを果たすべく無駄な抵抗を減らしたウィリー仕掛けを量産中だ。ビーズや装飾を減らして夜光の熱収縮パイプや浮力のある赤パイプで、シャクったあと自然に漂うように改良したいのだが…気になりだすとパイプも抵抗のような気がしてくる。ほかの方法を探してみた。
チモトに必要最小限だけ付けて、魚へのアピール力をあげつつも仕掛けの動きを阻害する抵抗にはならない。市販の仕掛けにはチモトに夜光の樹脂が付いていることがある。これと同じものが作れないかと探していたら行きついたのが「夜光プラスタ」という速硬性エポキシ系夜光塗料。「光沢があり、蓄光することにより発光しますので、深場や濁りがある時などに集魚効果抜群」「強固なエポキシ樹脂ですので、補強としての硬化も抜群」とある。夜光しかないのかな?と同じ東邦産業の商品を探してみると……。
紫外線硬化樹脂「ユーブイ・レジン」。これが求めていたウィリー仕掛け用の塗料? 樹脂?のような気がしてきた。色も「クリヤー」「蛍光ピンク」「夜光グリーン」「超!ケイムラ」と4色ある。クリアは不要だが残りの3色はウィリー針のチモトに塗るのに適した色だ。「UV LIGHTや太陽光線の紫外線に反応して超速で硬化する樹脂」で「肉盛りができ密着性が良く、硬化後も適度な柔軟性」とあるので、仕掛けが自然に漂う邪魔にはならずにアピールできる盛り方を見つければへた釣り印のウィリーが進化するかも。1色あたり900円(10グラムでどれくらいの針を塗れるか分かってない)とちょっとお高めなので、まずはより抵抗が大きそうな赤系を改良するために「蛍光ピンク」だけ買って試してみようと思う。
著者: へた釣り