昨年までは陽が高いうちはボウズを覚悟するほどにカイワリの気配がなかったのに夕マヅメの入れパクタイムに救われるということが何度もあった。不思議なことに2025年は陽が傾くと尻すぼみになり、ラスト1時間は釣れても単発で終わっている。夕マヅメの恩恵がない理由を考えてみた。
昨年11月のカイワリプチ遠征のタイトルは「シャクれど気配なく撃沈覚悟も突然入れパク!! カイワリ16匹」だった。今年1月のタイトルは「シャクリ疲れてハイになったらいきなり始まりカイワリ19匹」。宇佐美・治久丸の午後船は陽が短いこの時期は日没少し前で沖上がりとなるので、釣っている時間は同じはず。2月にも入れパクタイムがあったので、9カ月前までは夕マヅメに活性が爆上がりしていたカイワリの習性が急に変わるなんてことある?
釣行記の写真を眺めていると、夕マヅメの恩恵を今年は受けられていない理由かもしれない要因に気付く。夕マヅメにボーナスタイムの入れパクがあった日は、晴天の日ばかり。陽が高いうちは海中が明るすぎてカイワリの活性が上がらず釣れても単発でポツポツだったのが、陽が傾いてからの短時間で入れパクになった。今年の10月は台風接近中で曇天だった。11月の釣行は小雨がパラつく日。空が暗く海中も暗かったおかげで陽が高いうちから釣れ始めたが、夕マヅメは海中が暗くなりすぎて餌を追わなくなった? あるいは昼からコマセを追って餌を食べていたので満腹でやる気なし? 陽が短いうちに晴天の日に釣行して夕マヅメの入れパクタイムがあるか確かめてみよう。
著者: へた釣り