アニメ以外で予約してでも必ず見るテレビ番組は「吉田類の酒場放浪記」「田村亮の釣りならまかせろ!」そして「魚が食べたい!-地魚さがして3000港-」。「魚が食べたい」の11月12日の放送が大分県で「カマガリ」なる聞きなれない魚を釣る回だった。お釜ごとご飯を借りるほど美味しい!?
「ママ(御飯)をカリ(借り)に行くほどおいしい」ってことで岡山県でサッパのことを「ママカリ」とよぶ事は知っていた。東京湾で釣れたサッパを岡山の郷土料理を真似てままかりの酢漬けにして食べたことがある。小骨が気にならないように処理すれば確かに美味しかった。「カマガリ」は「カマ(釜)ごとご飯をカリ(借り)るほど美味しい」。ということはママカリ超え確定である。カマガリの正体はクログチ。ニベ科の魚の中で刺身にすると一番美味しいと評価されている魚みたいだ。水深40~200メートルくらいで釣れるようで、西日本の方が魚影が濃いが相模湾でも釣れる可能性はあるらしい。番組では刺身、炙り刺し、天ぷら、煮付け、唐揚げなどで食べられていた。炙り刺しが特に美味しそうに見えた。水深的にはオニカサゴや中深場の釣りで混じってもおかしくないので、釣ってみたい&食べてみたい。
著者: へた釣り