釣りに行っても魚の活性が悪く釣果に恵まれないと「釣運が悪い」。釣りに行きたいのに時化や体調、仕事などで釣りにすら行けないと「まんが悪い」。関西の方言なので言い換えるべきなんだろうが、「間が悪い」「調子が悪い」「運が悪い」などのニュアンスを包括している便利な言葉だ。
宇佐美・治久丸の午後船に乗るときは、8時くらいの電車で出発する。空が明るくなり、そろそろ起きるかなと時間を確認しようとスマホを見ると、SMSの着信あり。出船中止の連絡である。前日に、相模湾出船の船で早々に出船中止を決めていた船宿もあったので覚悟はしていた。「了解しました」と返信して、二度寝をきめこむことに。午前船はカイワリで出船したようだが、あまりよくなかったもよう。顏だけは見れたって感じみたいだ。11月後半から数が釣れ始めるはずなのに、今年はなんだか盛り上げりに欠ける。2025年のカイワリは全8戦で80匹(うち、デカイワリ7匹)で終幕。2025年は最終週にアマダイで釣り納めの予定。まんが悪いのだけは避けたい。でないと、12月は1匹も魚らしい魚を釣らずに終わってしまう。
著者: へた釣り