ウリンボ6匹と大惨敗した剣崎沖イサキの反省点。ウィリーでの釣りなので、シャクリ方の工夫に尽きる。優しくソフトにスローなおねぇシャクリがイサキによいと信じていたのだが、周りを見ているともう少し強くシャクっていた人の方がイサキの釣果がよかった。おねえシャクリ改を考えてみた。
50センチふわりとシャクって4秒制止でタナを広く探るというノーマルパターンと、30センチ刻みでふわふわシャクって10秒制止という大物狙いのパターンの2種類でイサキを狙っている。前者は金沢八景・一之瀬丸の船長に教わったパターン。後者は同じく一之瀬丸の上乗りさんに教わったパターン。この2種類のパターンではイサキが釣れない日があることは分かっている。開幕戦でもアジなら狙って釣れたので、へた釣りのシャクリ方がイサキにマッチしてないと考えるしかない。
へた釣りは力を入れずソフトにシャクる方法をおねぇシャクリと勝手に命名していたのだが、これを少し改良してみようかなと考えている。シャクリ始めの一瞬だけ男に戻って力を入れて強めに振り出し、竿を持ち上げながら少しずつ力を抜いていきおねぇ化。竿が水平の位置でピタリと止める。竿先は最初の強めの振り出しで少し遅れ気味についてくるようにする。これがコマセと仕掛けを同調させるという点では理想形のような気がするのだが、どうだろうか?
ほかにも一之瀬丸で何度かご一緒したことがある竿頭の常連さんのシャクリ方は、竿先を完全に海面に向けて、30センチ刻みでほぼ休みなく竿を動かすというものだった。竿を強めに振り、竿先が遅れて戻ろうとしている1秒か長くても2秒くらいの間が制止時間の代わり。船長や上乗りさんに教わった方法と明らかに違うのだが、これでしっかりイサキを釣っているのであるから真似したくなる。イサキは開幕したばかりなので、いろんなことを試す時間はある。
著者: へた釣り