シロアマは甘みの輪郭はっきり。酒蒸しはアマダイの方が○

シロアマ2＋アマダイ3のすぐ隣でポニョのみだった釣り納め釣行で深場の勇者様からいただいたシロアマダイとアマダイの半身はお正月のお雑煮の具用に冷凍した。残る半身は、炙り刺しと酒蒸しで食べ比べ。炙り刺しは身の甘みの輪郭がはっきり分かりシロアマダイの圧勝だった♪

シロアマダイもアマダイも40センチ弱と同じくらいのサイズだったので食べ比べるのにちょうどよい。調理した妻によると「シロアマダイの方が脂が乗ってた」とのこと。皮際の脂を残すために皮目を炙って炙り刺しに。アマダイをお刺身で食べるときはわさびも醤油も使わずに塩をちょっとだけ付けて仄かな甘み楽しむ。シロアマダイはというと、わさびにも醤油にも負けないくらい輪郭のはっきりした甘みが口の中でぱっと広がった。身がしっかりしており食感もお刺身らしく、炙り刺しではシロアマダイの圧勝。

一方、アマダイといえばこの食べ方が最高だと信じている酒蒸しでは、シロアマダイのしっかりした身質がマイナスに働いていたように感じた。アマダイの方がほっくり柔らかく蒸しあがり、昆布などの旨みを身に取り込めている。シロアマダイの酒蒸しも美味いのだが、どちらが求めている味だったかというと、酒蒸しではアマダイの方に軍配があがる気がする。シロアマダイとアマダイが両方釣れることがあったら、シロアマダイはお刺身で、アマダイは酒蒸しや椀だねなどで食べる。

2025年12月29日 15:08

著者: へた釣り