居食いしてる?な気難アジにあの手この手で口使わせて81匹釣行で渋い時ほど仕掛けで差がつくということがよく分かった。釣れた人が80匹なのに対して仕掛けが合わなかった人は20匹くらい。仕掛けの太さ、仕掛全長、枝ス長、針のサイズなどちょっとした違いが4倍もの釣果の差になる。
フロロ1.5号、仕掛全長2.1メートル、枝ス15センチ、ムツ針10号のへた釣りの仕掛けはこの日は運よくハマった。横で釣っていたベテランさんが魚信を出せずに首を傾げていらしたので、余っていた仕掛けを差し上げたらすぐに魚信が出るようになったのだから、活性がよくない日のアジ釣りで仕掛け選びはすごく大事と考えるしかない。運よくとかたまたまではなく、状況によって使い分けられるように仕掛けのバリエーションを考えてみたくなった。ダイワから9月に発売される「快適アジビシ仕掛け」の説明がすごく役に立った。
仕掛けがよれにくく手前マツリしにくい「スペクトロンセンサー」というハリスが使われている。「スペクトロン α」というナイロンハリスはあるが、エステル並みの低伸度などの特徴がマッチしないので別物と思われる。スペクトロンセンサーが単体で発売されたら一度使ってみる。針はヒネリ無しムツ針で日中/澄み潮用に緑、マズメ/濁り潮用に金の2色がラインアップされている。ヒネリがないからアジの上顎に掛かりやすく口切れが減少するそうだ。カイワリ用のウィリー針にヒネリなしの緑色のムツ針を使っているが確かにバラシは減った。アジにも使ってみよう。枝スは25センチ。LTアジの枝スは15センチもあれば十分と考えているが、アジビシは経験不足で枝ス長を決められていない。25センチを最長にまずは20センチ、15センチを用意して魚信の出方が変わるかチェックしてみる。
著者: へた釣り