40センチの人生最大のでっぷりメジナも確かに美味かった。でもやはりお刺身で食べるならカイワリは別格だ。カンパチガチャ16連続ハズレ釣行で釣った六目の魚で刺し盛りを作る。センターポジションはカイワリ。この魚がいるだけで満足度は跳ね上がる。文佳人リズール秋あがりと♪
このカイワリは間違いなく美味いと釣ってすぐに分かった。25センチくらいでやや肉厚の個体…口の中にウオノエがいない。この2つの条件を満たすカイワリは絶品超えの超絶品である。アカムツもそうだが口の中にウオノエが入っていると栄養分をかすめ取られてしまうのか身の味が少し落ちてしまう。ウオノエは一度住み着くと長期間寄生するようで、魚の顔つきまで少し違ったりする。チダイ、マアジ、サバ、イナダ、イサキは先週も食べたので、感動こそ薄いが間違いない美味しさだ。サバは半身ごとによく〆たきずしと生に近い〆サバにしてみた。
一緒にいただいたお酒は、最近お気に入りの日本酒ブランド、文佳人のリズール秋あがり。ラムネの風味の夏純吟うすにごり生ほどの際立った特徴はないが、夏の間熟成されて増した旨みと心地よい酸味が食中酒にぴったり。特に脂の乗った魚との愛称は抜群だと思う。
著者: へた釣り