釣りは下手なりに真剣にやっている。ブログだって、それなりに真面目にやっているのである。そんなへた釣りの最近の悩みが写真のバリエーションが尽きてきていること。いろいろ工夫しているがどうにもマンネリ気味。レンズを取り外して撮影できるカシオの「EX-FR10」が猛烈に欲しい。
レンズ部を取り外せ、液晶画面付きのコントローラ部とBluetoothで通信する。カメラ部を船べりなどに固定すれば、釣っている最中の自分の写真を撮ることができるし、胸元などに固定すれば文字ではなかなか説明が難しい、シャクっている最中の動画なんぞも撮れちゃったりするわけだ。もちろんドヤ顔を決めるときの自画撮りにもすこぶる便利である。一定間隔で静止画を自動的に撮影するインターバル撮影機能なども面白い写真が撮れそうな気がする。写真のバリエーションが尽きて悩んでいたへた釣りにとって、まさに求めていたカメラなわけだ。
画像数がどうだとか、レンズがどうだとかはどうでもいい。新製品なので悪かろうはずがない。問題は防水性と耐衝撃性。揺れたり海水を被ったりする船上で使うにはこっちの方が重要だ。カシオの公式サイトで情報を探しても見つからなかったが、販売サイトに「防水IPX7/2M落下の対衝撃性能」と書いてあった。IPX7なので水没してもすぐに取り出せば大丈夫ってレベルの防水性能は備えている。今使っているCOOLPIX AW-100の10メートル防水とは比べるべくもないが、波を被らない凪の日限定なら使えないこともない。衝撃は2メートル落下までOKなので、普通に使っている分には大丈夫のはず。でも、アウトドアでの使用例はいくつか紹介されているが、海での使用例が1つもないのがちょっと不安。
お金がないのでカワハギ竿の新調は諦めたくせに、どうしてカメラには猛烈に反応する? こういうデジタルガジェットにすごく弱いのである。発売は9月19日で価格は4万4710円。AW-100が2万円台で買えたことを考えると、高い。衝動買いできる値段ではないが、海でも使用可能ってことが確認できたら、我慢できずに買っちゃうような気がする。
著者: へた釣り