釣り座次第といっても、いい釣り座に座れたら、優勝なんて分不相応なことは考えていない。いい釣り座に座れたら、今年の目標である1匹釣って検量に進むを達成できるかもという実にささやかな夢に向けて、風と潮を確認し、釣り座抽選なので、クジ運に恵まれますようにとお祈りしている。
大会が開かれる26日は大潮。干潮が11時27分で満潮が18時22分。釣り開始から2時間くらいは下げ潮が効いて、ラスト2時間は上げ潮が効く。マゴチのポイントとなる大貫沖は上げ潮がよく効くので、ラスト2時間に勝負できる方がいいような気がする。風はまだ詳細な予報は出てないのだが、広域予報では南風。ということは、上げの時間帯勝負なら艫有利。大貫沖の上げ潮は少し西向きに流れるので、右舷大艫が特等席のような気がする。下げの時間帯は真逆になって左舷舳有利。特等席とまではいかなくても、魚信を出せる釣り座に恵まれますよ~に。
へた釣りの場合、普段電車釣行で釣り座を選べるということは滅多にないことなので、釣り座抽選の大会のときの方がいい釣り座に座れることがある。釣り座なんて関係ない、腕だって人もいるけど、腕がないんだから釣り座くらいは恵まれたいのだ。昨年も大会で釣り座の影響ってすごい!と思い知ったことが2回あった。一度はTKB43予選の2戦目。
このときはカワハギ師匠が潮先の釣り座を確保してくれていたので、潮尻の人が気の毒になるほど、自分のペースで釣れることができた。もう一度は、昨年のマゴチ大会。胴の間でついに一度もマゴチの魚信なし。潮先に当たる舳先の2人(長竿&並竿)が順調に釣っているのを指を咥えて眺めているだけに終わった。達人さんが潮先に入るとなす術がないと知った。
大物の手ごたえがないと、ドキドキすることさえ叶わないのがマゴチ釣り。大物に巡り合えるかどうかは運次第としても、せめてこの釣り座ならチャンスはあるかもってな気分くらいは味わいたい。「金運・財運・仕事運・クジ運・ギャンブル運」を高めるらしいパワーストーン、虎目石に龍を彫った「金龍 タイガーアイ レザー ストラップ」を買っちゃおうかなぁ~と、早くも神頼みモードに突入中だったりする。
著者: へた釣り