下手は下手なりにあれこれ考えては釣る。時化はあか~ん!! ドッタンバッタン魚信だせずシロギス21匹で気付いた強風対策は着底を予想してラインスラッグを出しすぎずに、そろそろ着底しそうと感じたらスプールを押さえてブレーキをかけること。これだけで随分釣りやすくなり魚信も出た。
風が吹いてラインを引っ張られているときに、堤防などで釣っているときは、磯竿の竿先を海面に突きさして風の影響を失くす。ラインは潮の影響だけを受けて適度に張り、風のせいで取れなかった魚信が穂先や手元で取れるようになる。時化下のシロギス釣りでもラインを風に引っ張られると魚信を取りにくくなるし、ちょうどいい具合のタルマセを維持できないと知った。でも磯竿と違い竿が短いので竿先を海面に入れるのは難しい。175センチと短い竿の竿先を海面に近づけようとするとなんだか変な姿勢になってしまい釣りにくかった。
風の影響を全く失くすのは無理と諦め、なるべく影響を受けないようにしようと考えると、キャスト後のラインスラッグを失くすのが大事と気付く。水深は20メートルで、キャストの飛距離がだいたい同じくらいだとすると、そろそろ着底するはずというタイミングがラインの色で分かる。スプールを押さえてラインの放出を止めるとオモリが底に付いたのがはっきり分かるようになった。オモリの手応えが分かるという状態から釣り始めるのが大事な気がする。そこから風に引っ張られるに任せて糸を少しずつ出してタルマセると魚信が穂先に出るようになった。終盤いくらかペースアップできたのはブレーキをかけるのを覚えたから?
著者: へた釣り