2023年はビシアジ→シロギスとなんだか手堅い釣り物で幕を開けた。3戦目はLT深場五目改めクロムツ五目に行くか、12月初旬からだから2カ月近く食べられていないカイワリに行くかで悩む。どっちを食べたいかと考えるとクロムツよりも断然カイワリだった。2023年の相模湾初釣りである。
カイワリほど行ってみないと分からない魚はない。午前中は入れ食いだったのに午後になると魚が行方不明なんてこともあれば、午前船は船中型見ずと聞いてがっかり、期待感ゼロで投入した午後の一投目でいきなりカイワリが食ってきたことも。そんな経験を何度もしているので、釣れていようが釣れていまいが行きたいときに行く。潮が速いと報告されたら釣りにならないことが多いので、しばらく我慢するようにはしているが…。
2022年のカイワリ釣りは土佐カブラを超高速でシャクるカイワリング釣法で良型を連発したりして楽しかったが、数には恵まれなかった。ツ抜けできない釣行ばかりで「へたさん来たら釣れないね」の法則がずっと発動していた気がする。2023年は悪い流れを断ち切りたいので、なんとしてもツ抜けしてスタートしたいが…行ってみないと分からない魚だから…。釣り方は分かっているので悪い日にさえ当たらなければツ抜けくらいはいけるはずなのだが……。
著者: へた釣り