テレビをほんやり眺めていると伊豆でサバが大不漁で定置網にサバがほとんど入らないという状態らしい。これを生業にしている漁師さんにすれば困ったことなんだろうが、初島沖のカイワリ釣りで夏場はサバに邪魔され続けてきた。伊豆でサバの魚影が薄いと聞くとちょっぴり嬉しかったり。
船釣りでサバを狙って釣ることは稀なため、サバ=お邪魔虫という意識が定着してしまっているが、水産資源としてサバは結構重要なようで、静岡県では2017年に2万トンを超えていた漁獲量が2024年に5000トン以下に。2025年はさらに壊滅的な水揚量になるみたいだ。記録的な不漁の原因は、獲りすぎたせいとも、海水温上昇のせいともされている。伊豆で水揚げされたマサバは既に希少になっているようで、伊東産のマサバの開きは1枚1500円で売られているようだ。これまで、釣ってもりリリースしてきたサバだが…高級魚なのでありがたく持ち帰らないといけない? 国産のサバを切り刻んで釣りのエサにするなんてとんでもないことになる?
著者: へた釣り