プラモデルすらまともに作れない自他ともに認める想定外の不器用男なくせにDIY的なことをしたがる。折れてしまった妻&子供用のアジ竿は不格好だし調子が変わった可能性はあるがなんとか修理完了。アジ用のビシは購入した針金が硬すぎてうまく網状に編むことができず無~理~。
グラスソリッドを折れた部分の径に合わせて切り出して芯にしてエポキシ樹脂で繋いだら次は補修糸で継いだ部分を補強していく。U原工房長から細い方がよいと教わったので極細のものを買ってくる。巻きあがりの末端を処理する抜き糸を準備し、竿のリールシート側から密に巻きつけていく。完璧とは言わないがなんとかなった気はする。補修糸の間を埋めるようにエポキシ樹脂を塗っては乾かしを繰り返すこと3回。塗りが汚くやや不格好ではあるが完成した。60号のオモリをぶら下げて少し乱暴に竿を上下させたが問題なし。120号のオモリをぶら下げても大丈夫だった。ただし、グラスソリッドを芯にした部分だけ少し曲がりが鈍く胴まで自然に曲がる竿ではなくなってしまった。
一方のアジ用アンドンビシの修理は大失敗。壊れていないビシがどういう具合になっているかを確認し、これなら一度全部の網を外して最初から作り直した方が耐久性が増していいのではと判断した。網は2段ずつ編んでいって接続している。4セット8段作れば完成する。網の目の大きさはちょうどドライバーの太さくらいなのでドライバーで大きさを調整しながら編んでいくことに。針金はダイソーで110円で買ったステン針金。この針金が失敗だった。ステンレスだから錆びないでよいのではと考えたが、張りがあり元の形に戻ろうとする力が強すぎて著しく加工しにくい。あっけなくギブアップ。もう少し柔軟で形を整えやすい針金を買って再挑戦する。
著者: へた釣り