19歳から22歳まで乗船料や管理釣り場への入場料が無料になるのが「つりマジ!」。おっさんは対象外なのでスルーしてきたが、釣り業界全体が若いエントリー層狙いを本格化させてきてるのかな?と、本日オープンした上州屋・渋谷東口店で掘り出し物を探してうろちょろしながら考える。
上州屋・渋谷店という大規模店が既にあるのに、どうしてまたさして離れていない場所にもう1店舗作ったんだろう? もしかしてビルが老朽化してきているし、渋谷駅周辺の再開発の影響をモロに受けそうな渋谷店は遠くない将来に閉店しちゃうのかもと考えたりもした。本日、8月6日にオープンした上州屋・渋谷東口店は、宮益坂下交差点から原宿方向を望むと見える「POLA」と書かれたビルの地下1階にある。明治通り沿いに大きな「つり具」の看板が掲げられ、階段を下りた先に入口がある。白を基調にした店内は明るく非常に入りやすい雰囲気。
入口を見ただけで上州屋が目論んでいる、渋谷店と渋谷東口店の住み分けが分かったような気がした。渋谷店はエレベーターを使って2階や3階に上がって行かなくてはならず、釣り具店をちょっと覗いてみたいって人には敷居が高い。はっきり書いてしまうと釣りでも始めてみようかなぁというレベルの人は入れない。渋谷東口店はとにかく入りやすい。1フロアにルアー、堤防、船釣り用品がすべてそろっているし、狭くはないが広くもないのでお目当ての商品を探しやすい。商品陳列の要所に、さまざまな釣りを勧める展示がされているのは渋谷店や神田駅前店と同じパターン。
「お近くの店員に声をかけていただければ、タックル選びからエサの付け方まで、丁寧に説明させていただきます」なんて店内放送が繰り返し流されてた。どの釣り具店でも聞けば釣り好きの店員さんが余計なことまで含めてあれこれ教えてくれるので、渋谷東口店が特別というわけではないが、遠慮しないでとことさら強調している感じがして面白かった。品ぞろえだけを比べれば、売り場面積の広い渋谷店の方が圧倒的に上なので、これまで通り渋谷店をメインに、時間に余裕があれば渋谷東口店にも寄ってみるって感じかな?
著者: へた釣り