釣り具フェチの祭典、フィッシングショーに向けて、今年もシマノ、ダイワ、がまかつの総合カタログを買ってきた。パラパラとめくっただけだけど、これは触ってみなきゃ、これは話を聞いてこなきゃという物がいくつか見つかる。ウェブにも情報が出てるけど紙の方が情報を整理しやすい。
今週末はフィッシングショー2015。へた釣り家は一家総出で2月1日に行く予定。釣り具に囲まれてし~あ~わ~せ~な数時間をすごすつもりだ。
へた釣りが釣り具を買うときは、まずシマノに気に入った製品がないかを探す。シマノの総合カタログが一番読みやすいからだ。今回の目玉はより堅牢性が増したという触れ込みのツインパワーみたいなのだが、スピニングリールを買い換える予定がないので、琴線に触れてこない。「世界を変えた異次元の力“HAGANE”」は「HAGANE BODY」「HAGANE GEAR」「X SHIP」という3つの技術が融合したものみたいなのだが、旧機種にも「HAGANE」というアイコンが付いており、新技術ではなく単に呼び名を変えただけにも読める。
逆に、これって世界が変わる?と期待させてれるのが「Tankenmaru Smart」。手持ちのスマホを探険丸の子機代わりに使えるようになるアプリが2015年春に公開されるみたいだ。「なんで探検丸必要なの?」とツッコまれたが、デジタルガジェット好きなので、無料で使えるなら使いたい。問題は乗る船がWi-Fi対応のアンテナを搭載している必要があるってこと。探険丸搭載船のリストを確認すると、羽田・かみやは 神忠丸(しゃちょう船)と第十二海宝丸(デカッw船長船?)は親機搭載とある。神忠丸はアキュフィッシュに対応して最新版にバージョンアップしているので、スマホにも対応してくれそう?
ほかには「KAIMEI SPECIAL」は発売されたら買うとほぼ心に決めている。フィッシングショーで実物を触って、これまで使っていた海明とウィリーシャクリで同じような挙動をしてくれるのかチェックしてくるつもり。海明30-210はチューブラ穂先だった。KAIMEI SPECIAL30-210はタフテック+ハイパワーX TIPでソリッド穂先になっている。シャクったときの竿の挙動が変わってないといいのになぁ~。
ダイワのカタログを手にして一番最初に探すのはマグシールドに対応したカワハギ用の、できればお値段お安めのリールが登場してないかってことだったりする。リールの中をこれでもかってほどに汚くしてしまい故障やトラブルを多発させる人なので、マグシールドは猛烈に気になり続けている。2015年の新製品だと「ZILLION TW」がマグシールドだけでなく憧れのTWS(スーパーカー仕様ではないけど)を搭載して、お値段3万8800円。糸巻き量もギア比もカワハギにぴったりだと思う。TWSなしでいいからあと1万円安くならないかなぁ~。
そのほかで気になるのが「桁が違う」らしい12ブレイドのPEライン。へた釣りの場合、ラインの良し悪しが釣果に影響するほど繊細な釣りはしてないはずだけど、4ブレイドと8ブレイドがあれば、迷うことなく8ブレイドを買う。8ブレイドと12ブレイドがあれば、12ブレイドが欲しくなるに決まっている。どうしてPEラインのメーカーがではなく、ダイワが12ブレイドで先行したのか? この辺りのことをPEラインのメーカーの人に聞いてみるのがフィッシングショーの楽しみかも。
見つけたら買い占めちゃいそうなのが「ナノ船カレイ」。今年も北海道で小突きカレイをやるつもりなので、この針で大量に換え針を作っていっちゃおうと目論んでいる。カワハギはナノスムースコートされた針に変えてからそれなりに釣れるようになった。タチウオもナノスムースコートの針に変えたら自己記録を更新できた。カレイも昨年12匹だったから……この針を使えば20匹超えは十分狙えるはず。ナノスムースコート大好きなのである。
著者: へた釣り