束なぞ望まぬがせめて人並みに釣りたいLTアジの反省メモ

束なぞ望まぬがせめて人並みに釣りたいLTアジの反省メモLTアジは最初の釣行で半日で64匹という入れ食い体験をしてしまったせいで、下手だってなんとかなる釣りと認識してしまう。その後、撃沈経験を何度もしているのに…反省したり研究したりせず、まぁこんな日もあるさと放置してきた。考えを改める。LTアジの反省文のようなメモを書き残す。

LTアジ短期集中夏期講習。偏差値がちょっぴり上がった?右の左も全く分からないうちに覚えたのがLTアジシロギス釣りだ。両魚種とも何も分かってなくてもそこそこは釣れるため、上手になりたいという欲を欠いていた。ここにきて「そこそこ釣れる」では満足できなくなっている。特にLTアジリアランサーLTアジなんていう分不相応な良竿を買ってしまったもんだから、もうちょっと釣れてもいいんじゃない?という欲が出てきてしまっている。

★コマセを振る(誘う)と待つとのメリハリを付け、待つ時は船と一体化!?

ゆっくり誘い上げたり、誘い下ろしたりという釣り方がハマることもあるが、レアケースだと考える。基本は、タナの下でコマセを撒き、タナを決めたらジッと待つ。船の揺れに合わせて、少しずつコマセが撒かれている状態が理想だと思われる。船べりに体を預けて、仕掛けが船の揺れに合わせて上下するようにする。タナの下で撒くコマセは少量でよく、タナまでビシが来たときにちゃんとコマセが残っていることを意識する。ビシッと撒くのではなく、フワッと撒くが正解だと思う。

★魚信があったら向こうアワセ。竿がグンッとなるまでジッと耐えるのだ

魚信があったら、竿を少し持ち上げて仕掛けを張るという癖がある。同じ片天秤+吹き流し仕掛けを使うウィリーではこの方法が有効だと信じているのだが、LTアジの場合は仕掛けを少し張るという10センチ程度の動きが針掛かりを邪魔している?と感じるようになった。魚信があってもじっと静止。一度食い損ねてもすぐにもう一度魚信が訪れるケースが多い。ここで仕掛けを不自然に動かしてしまうと二度目の魚信がなくなることが多い。また、向こうアワセで針掛かりさせた方が針の掛かり場所がよくバラシが少ないような気がする。

★タナは10センチ刻みで探る。指示タナの少し上、少し下をていねいに

船中、ほかの人はアジが釣れているのにというケースでは、タナを10センチ刻みで探り直してみるといいようだ。特に指示タナの上下を念入りに探ってみる。10センチだけリールを巻き上げフワリと誘って静止10秒。この繰り返しで、アジが食ってくるタナを厳密に割り出すのがいいらしい。タナが分かれば底から何メートルかをチェックし次からそのタナをピンポイントで攻めるようにする。

★コマセの出が悪い時はコマセに海水を混ぜてユルユルのミンチを作る

潮が緩くコマセの出が悪い時は、コマセの入ったバケツに海水を少し注いでコマセをユルユルにしちゃうのが手らしい。ビシの目詰まりも起きにくくなる。弱く振ってもコマセがちゃんと出、竿を静止して待っている最中にもコマセがポロポロとこぼれる粘度にミンチを自分で調整する。コマセバケツの傾きを利用して、海水を溜めておき適宜混ぜて使うが正解? 特にコマセが乾いて硬くなりやすい夏場には必須のテクニックみたいだ。

★少し大きめのビシを用意し仕掛けが海中にある時間を延ばすといい

錘とコマセカゴが一体になっているアンドンビシは40号なら40号でだいたい大きさは一緒なのだが、コマセカゴに錘をぶら下げるタイプならコマセ量を増やせる。「コマセカゴを大きくすれば」と何度か言われていたのだが、オマツリが増えそうで購入を見送ってきた。でも、タナで待ってコマセをポロポロと考えると、コマセ量多めで網目を少し大きくしたコマセカゴを使ってみるべきかも。

★ビシアジ用の長枝ス仕掛けとLTアジ用の短枝ス仕掛けは両方用意

八景沖では枝スが15センチと短いLTアジ用仕掛けが有利というより、この仕掛けでないと魚信を出せなかった。中の瀬や横浜沖などでも短枝スが有利なのかどうかは、これから試してみるしかないのだが、仕掛けのストックに両方常備しておこうと決める。目安として八景沖で頻発したプルルッというアジの魚信があったのに針掛かりしないというパターンがあったら短枝スを試してみるでいいのかな? 試行錯誤してみるしかない。



Twitter

2013年07月29日 18:06

« LTアジ短期集中夏期講習。偏差値がちょっぴり上がった? | メイン | 祝!! ハローキティロッドセット発売。女子供を釣る方法www »

最近の釣りのお勉強記事

ほぼ尺記念♪にイワシメバルのこうかな?メモを残しておく
フグには海津針。多動性には短ハリス。アマダイ釣り小ネタ
来年こそは釣りたいな~っと新島キンメのソレダメ!忘備録
仮説と検証が釣りの楽しみ。カイワリング実験はまだ続くよ
シロギス胴突きはタルマセ→シャクリだけの方が誘える?
来年こそ40Upを釣りたい。萬栄丸・半夜クロムツ備忘録
ウィリー+土佐カブラのハイブリッドでカイワリング2.0に
本線に結びコブを作らないで強度保つ枝ス三方編み込み改
良型率100%(今のところ)の土佐カブラのカイワリング
目標尺超え!! イワシメバル初体験に向け釣り方を調べる
目指せ半束…エビメバル手返し向上作戦を真剣に考えよう
ビギナー多数の激混みアジ攻略は短仕掛けと声かけかな
珍しく二連続で釣れた♪から長ハリスコマセマダイの備忘録
細ハリスクッションなしイサキはドラグにおまかせが正解?
群れが出入りする久里浜イサキはタナ決め打ちで粘り強く
女子のコマセ振りはちゃんと片手をリールの前に添えて2回
次こそツ抜けを! ヤリイカ釣行1回こっきりの人の備忘録
初めてのLTアジ(コマセ)釣りで覚えてから行くべき8つの事
クロムツ釣りは一度目の前にエサを通してから落として誘う
剣崎イサキが超低活性時にはシャクらない・教えない作戦
遠征ウィリーで魚種限定なのは枝ス5センチだったせいかも
眉に唾少なめでOK。へた釣り印のカイワリ実績あり仕掛け
イシダイの聞き上げは本当に竿を持ち上げるだけでよいのか
きっとまた行く! 久里浜沖イシダイ五目の釣り方の備忘録
マダイ釣りでクロダイ釣れたらタナを1メートル上げるが定石
釣行後ほんの5分のひと手間でPEラインの寿命が半永久に
災害級の暑さでも元気に釣りできる猛暑対策グッズまとめ
糸の結び方は3つ覚えておけばマグロ釣らなければ大丈夫
潮が速い日のアジに名人秘伝の脱力系フワフワ誘いを試す
カイワリだけを選んで釣れた!! チダイは釣り方分からない!?
仕掛け強度を上げるため添え糸なし枝ス編み付けを覚える
動かさないウィリーの方にイサキが食ってくる条件を妄想す
考えだすとハマるので考えたくはない枝スの長さの最適解
ヒラメに味を占め来季もきっとやる。八景沖アミ五目備忘録
潮の速さと仕掛け長、ソウダ禍の相関に悩んだイサキ2018
剣崎沖イサキでソウダガツオ対策に効果抜群の超短仕掛け
コマセ釣りは大潮を避ける。流して釣る底棲魚は大潮が○
初島沖イサキは長ハリスがウィリーより3倍有利と認めるよ
クロムツ狙いで底からオモリを10mは探る範囲が広すぎた!?
もう1戦するかっ!! 多動性中年向けオニカサゴ誘い方メモ
やらないのと知らないのは大違い。マダイの誘い方を調べる
束釣り記念。えっへんおっほん気分でLTアジ愚策あれこれ
剣崎沖イサキ2017総括。枝間は50センチ、ハンドルは大事
イサキの追い食いは仕掛けの張りを意識してゆっくりと巻く
バルーンサビキに餌が主流? シシャモは7月後半に接岸?
今秋? 来春?から伝説を始める…深場のこうかな?メモ
深場のは買うのにウィリーは意地でも自作。へたのこだわり
「誘い探り釣法」命名記念で調子に乗ってクロムツ釣りメモ
なぜアマダイに愛されないのか? ウジウジと悩んでみたよ
2016年のカワハギ釣りはデカハギ天国にまた一歩近づけた

著者: へた釣り