記録的な猛暑のせいでスマホ熱中症なる、スマホの熱暴走が話題になっている。スマホの熱暴走対策グッズを流用すれば、アクションカメラを冷却する装置は簡単に見つかるだろうと考えていたのだが……。全部スマホ(というかほぼiPhone)用に設計されていて、ちょうどいいのがない!!
Insta360 Ace Pro 2のタッチスクリーンはフリップ式になっている。タッチスクリーンを上げて露出したカメラ本体の背面に冷却用のペルチェ素子+USBファンを搭載したスマホ用の冷却ファンを装着すれば熱暴走対策は可能と考えていた。50000mAhのモバイルバッテリーと組み合わせれば、カメラ本体と冷却ファンに同時に給電しても1日バッテリーは持つはずだ。カメラ本体の背面のサイズを測ってみると縦が40ミリしかない。このサイズに合うスマホ用の冷却ファンを探してみたが…見つからない。いずれも60ミリ以上ある。はみ出していても大丈夫? しっかり固定できなくなりそうで買いづらい。
GoPro 8Blackはさらに小型なので冷却ファンを装着することは不可能だ。着脱可能なスマホの冷却シートを探してみたがこちらもちょうどよい大きさの物は見つからない。GoProは帽子に取り付けて使う。操作はリモコンで行うのでタッチスクリーンに貼り付けてしまってかまわないのだが……これまたかなりはみ出してしまう。また、レビューを読むとすべて室内での使用で、気温35度の屋外でどの程度冷却効果を期待できるのかがさっぱり分からない。2個セットの物を購入したクーラーに作った海水氷で冷やして、入れ替えて使えばと考えているが、あまりに頻繁に交換する必要があると、釣りに集中できないので……。
著者: へた釣り