オキアミは尾羽を切って、餌が海中で回らないようにまっすぐ刺す。知識としては知っているが、アマダイや沖のウィリー、初島沖のイサキなどでうまくできてる?と不安になることがしばしば。仕掛けを落としたあとで回転こそしないがフラフラ揺れてながら落ちるのを見て何度か回収したことも。
オキアミの尾羽は手で千切っていた。切り口はどうしてもまっすぐというわけにいかず……丁寧に刺したつもりでもフラフラ。「MST エサ切りハサミ」というその昔、漫画「ブラックジャック」の手術シーンで見た鉗子という器具に似たハサミを見つけた。「尾羽根や頭をスパットカットするなど変化を付けることで釣果がアップします。薄刃で繊細な細工のしやすい専用ハサミ。エサ箱にセットできるアダプター付き」と説明されている。
イソメやモエビの尻尾を切っている100円のハサミで切ればいいんだろうけど、オキアミ専用のハサミの存在を知ってしまうと、これは買うしかないだろっ!!って気分に。お値段は1260円……高っ! 磯用の道具のようなのだが、ウキフカセの場合、大きく付けるのではなく小さく丸めて魚の口の中に一気に吸い込ませちゃうのが好きなので、船釣り専用で使うことになると思う。
著者: へた釣り