夜の堤防でアジやメバルを狙った夜釣りをするとき、飛ばしウキと小型棒ウキを使った二段ウキ仕掛けでということが多いのだが、ルミカの「CHAP-ONななめウキ」を飛ばしウキにすると、棒ウキと発光する色が違うので遠目を攻めても仕掛けがらみが分かりやすい気がしてとても気になる。
これまでのアジ、メバルの夜釣り用仕掛けはLF電輝円錐を飛ばしウキにし、アタリをとるのにLFミクロセンサーというウキを使っていた。LF電輝円錐はウキ止めは付けずに完全遊動にし、遊動の下限にからまん棒を付ける。ウキ同士がぶつかったりからまったりしにくくなるようにからまん棒から30センチくらい離して、
LFミクロセンサーをウキゴムで固定していた。少し遠目を攻めたときは、ウキの発光色が2つともオレンジ色のため、からんだりせずに仕掛けが馴染んでいるのかちょっぴり不安になるという欠点が……。ウキが2つ付いているため風があるときなどはある程度からむのは仕方がないが、からんだままでは釣れないので、からんでしまったことに少しでも早く気付きたい。
CHAP-ONななめウキはななめウキなので、円錐ウキに比べて仕掛けがなじむのが速いだろうし、自重も12~13グラムあるのでキャスト時の飛距離もそれなりに稼げるはず。発光色がグリーンなので、オレンジに発光するアタリウキとの位置関係を把握しやすくなるはず。空中にあるときは発光せず、着水と同時に発光するので、電池の節約にもなる(120時間以上使用可能だが電池交換できない)。本来は夜の全遊動仕掛けでの釣りに使うものらしいので、ウキの視認性、糸落ちのよさは悪くないはずである。600円と高くないので、「CHAP-ONななめ0号グリーン」を見つけたら1個買ってみようと決めた。
著者: へた釣り