タチアマリレーで羽田・かみやに行ったとき、送迎バスの中で「(釣れないから(今年は)ヤリイカやめちゃった」という常連さんのお話を聞く。リクエスト乗合に関しては機を見るに敏なしゃちょう船長のことである、釣況次第で再開という可能性は十分あるが……今年もデビュー失敗かも?
かみやのI島イカ名人に手ほどきしてもらってヤリイカデビューしようと決めたのは昨年の10月のこと。I島イカ名人からいただいたヤリイカを食べた子供たちから「釣ってきて」とリクエストされ、その気になって仕掛けを5000円以上かけて買いそろえ、タックルはオニカサゴの物を流用するつもりで準備完了していたのだが、タイミングが合わず昨年はデビューできず。今年もヤリイカ出船の日は大阪行きの日だったり、宇佐美へのプチ遠征を予約済みだったりしてここまで行けていなかった。あまり時期が遅くなるとスルメイカが混じり11センチ以外のプラヅノも用意しなくてはいけないので、なるべく早く、次に出船するときは是が非でもと狙っていたところに、冒頭の噂(?)である。
かみやのヤリイカは9月29日に出船したのが最後。釣果は「2~4杯」と…大惨敗していた模様。この釣り初体験のへた釣りだとボウズをくらった可能性も十分にありそうだ。釣らせると評判の金沢八景・一ノ瀬丸の釣果を確認すると10月27日に「3~24杯」。ぽちぽち乗りという状況らしい。レギュラー出船している一ノ瀬丸でデビューをと全く考えないわけではないが、I島イカ名人に教わろうと1年待ったんだからもうちょっと我慢して粘ってみる。
著者: へた釣り