500円のワンコイン仕掛けばかりでは…と指摘されて1000円以上する新しく発売された(と思われる)ヤリイカ用の仕掛けを2組買ってきた。ヤマシタの物とハヤブサの物。ブラックライトを当ててアピール度をチェックする。確かに高い物の方がツノ全体が光るように光を反射する気がした。
イカの仕掛けのコーナーの前に立って途方にくれる。ツノ5本で1300円くらいする仕掛けとワンコインの仕掛けとの差が全く分からない。海中でキラめいてイカにアピールするようにすべてのプラヅノは設計されているわけでただの円筒型のプラスティック棒ではなく、捻じってあったり、ポコポコと球が連なったような形になっていたり、赤い目が付いていたり。イカの目には差があるのだろうが、人間の目には大差なく、値段が倍以上っておかしくない?と映る。こうなると値段とメーカー名でしか選べない。
ヤマシタはエギで有名なメーカーなのでヤリイカにも強いに違いないとまずは「イカ釣プロサビキ キラッと針」というのを手に取る。わずかな光でキラッと輝く多面プリズム構造のツノをヤマシタが推奨するこだわりの配色で配した物であるらしい。もう1つはヤリイカにはケイムラが効くというアドバイスを信じてハヤブサの「ピカイチスティック スイッチドット」という物を買う。鏡面反射と紫外線照射時に現れるドット模様がイカを刺激するという物。ケイムラで発光するツノはこれしか見当たらなかった。
高いの2つ、安いの2つあるイカ用仕掛けのアピール度ってどれくらい差があるんだろう? アピールの強さを比較するならブラックライトを照射してみるとなんとなく分かる。
確かに高い物(上2つ)の方がツノ全体が光ってアピール度が高いように見える。一方でワンコインの物は目立つ物はかなり派手に目立って、そうでないものは控えめでメリハリがある感じ。
著者: へた釣り