ベラ、トラギスを避けカワハギ率を上げる方法ってあるの？

カワハギは釣れないくせにベラやトラギスなら竿頭www　ゲストさんを上手く避けカワハギ率を上げる方法をいろいろ試してみたり、調べてみたりもしているのだが……どうにも決め手に欠ける。そろそろベラでもトラギスでも魚が掛かれば楽しいなぁ～という釣りから脱却したいのに…難しい。

★魚信の違いでカワハギかどうかを判断してアワセるか決める

カワハギの活性がよい日なら、実はへた釣りでもベラやトラギスを避けることがある程度はできる。凪いでいて、潮がある程度流れているってのも条件かな？　こういう日はカワハギの魚信はガッガッという感じに出る。トラギスの魚信はプルルルと竿先を小さく揺らす感じ。ベラの魚信はカッカッカッとカワハギよりも小さく速く出る。少なくともトラギスの魚信は明確にカワハギでないと分かる。竿を持ち上げてアワセなければ針掛かりしない（タルマセても針掛かりしやすくなるのでダメなような気がする）。でも、ベラの魚信は……カワハギかもとアワセちゃうことが多い。

★底を30センチ～50センチ切る？　下針の位置を15センチ上げる？

底を切ればベラもトラギスも釣れないという人がいる。確かにトラギスは釣れにくくなるが、ベラは50センチくらい底を切っていても餌に飛びついてくるように感じている。実際、宙釣りでベラを掛けた経験は何度もある。また、下針の位置を底から15センチくらいまで上げればトラギスもベラも避けやすくなるという人もいるけど、個人的な感覚ではあまり差はないような気がする。少し効果があるかな？と感じているのは底を切っている間、竿を常時フワフワさせるという方法。錘が動かずにハリスだけがフワフワ動いているようなイメージで操作すると、トラギスはもちろんベラも針掛かりしにくくなってると思うんだけど、どうかなぁ？

★底でしか魚信がでないときは超スロータタキでなんとかかわす

底を切っている状態ではベラもトラギスも掛からないけどカワハギもさっぱり魚信がないということがある。そういうときは底での釣りに切り替えざるを得ないのだが、タルマセた状態でクワセの間を作っちゃうとトラギスの餌食。最近やっているのが1メートルくらいの幅をゆっくりタタクという釣り方。宙で動いている餌の捕食に関してはベラやトラギスよりもホバリングできるカワハギの方が上手だったことを「カワハギ地獄Bible」を見て気付いたからだ。竿を1メートルくらい下げて、中錘が底に着く前にまた1メートルくらい聞き上げる。ベラ＆トラギスのアタックが激しいときに何度か試してみたがこの釣り方はカワハギ率を上げるのにそれなりに有効なのではと思っている。

★ハワセ気味にしないとダメなときは諦めて何でもいいから釣る

超スロータタキでもカワハギの魚信がなかなか出ないときは、もう諦める。中錘を底に着けてハワセ気味にするしかない。こうなると、ベラやトラギスを避ける有効な手段はないような気がする（少なくともへた釣りの知識では思いつかない）。ハワセ（タルマセ強）→聞き上げで釣るしかないときは、ベラでもトラギスでも何でもこいっ！と開き直って、釣れる魚をどんどん釣る。カワハギが混じったらラッキーって気持ちで。タルマセる前にタタキを入れるとカワハギ率が上がるという人もいるが……中錘を底に着けないと魚信がでないような日だと、あまりカワハギ率に変化はないような気がしている。