来年こそは深場伝説をはじめるために残すぼうけんのしょ

来年こそは深場伝説をはじめるために残すぼうけんのしょアコウダイに向けて少しずつステップアップすることを目論んで、ライト深場を4戦した。200メートル以深の釣りならできることが多くはない。もしかしたら最初から釣れるかもと、「深場伝説がはじまる」なんてアホな予告をしてみたが、結果は惨敗続き。来季こそは勇者になりたい。

★Lv.1 誘いはほどほどに。波が高い日は動きすぎないよう注意

太極拳でゆっくり落とす。深場根魚の誘いの基本はこれかシロムツばかりなぜ釣れるという疑問は解決した。鋭く小刻み(50センチ刻み)に誘うとシロムツのリアクションバイトを誘発するみたいだ。ムツ(≒クロムツ)狙いなら船の揺れによる誘いだけで十分みたい。動かさない方が食い込みがよく、勝手に針掛かりする率も高い。海が荒れているときは仕掛けが動きすぎないように竿を操作すべきかも。竿を動かして誘っている最中に出たムツ(≒クロムツ)らしき魚信はアワセないと針掛かりしなかったり、巻き上げ中にバレることが多かった。竿を動かさずに食わせたときは向こうアワセで巻き上げ、竿を動かして魚信が出たときはしっかり針掛かりを確定させるアワセを入れた方がよさそう。

★Lv.2 針数を増やして広いタナを効率よくが釣果を安定させるコツ

とうとう5本針…来年も深場を頑張れる手応えを与えてよぉ針数が多くなると手前マツリが増えるし、少ない針数でタナを探った方が釣りとして面白そうと3本針を基本に考えていたが、深場の魚の中でもムツ(≒クロムツ)やキンメなど底から浮いている魚を狙うときは針数を増やして広いタナを効率よく釣るのが正解。枝ス70センチで枝間140センチの仕掛けなら一番下の針から一番上の針まで5.6メートルある。ライト深場ならタナは底から5メートルくらいまでのことが多いので竿を動かさなくても指示ダナのほぼ上から下までをカバーできる。

★Lv.3 5本針までなら2本は宙ぶら2本はマグネット、残る1本は手で

クルクルと丸められるゴム磁石が電車深場釣行には便利?5本針仕掛けの投入はなんとかなりそう。上の2本は竿から垂らして宙ぶらに、次の2本は船べりのマグネットに間隔を空けて止める。残る1本はオモリとともに手に持って、投げ込むだけ。遠くに投げるよりすぐ下に投げ込んだ方が上手くいくように感じた。難しいのは投入時よりも回収時。魚を手繰りながら針を1本ずつマグネットにセットしていく癖をつけないと船上に取り込んでからなんとかしようとすると手前マツリの元になる。なんとかなるだろうと考えずに手順を守るのが大事。

★Lv.4 さらに針数を増やしたとき用に掛け枠の使い方をマスターする

地図は読めねぇ、空気も読めねぇ、掛け枠の説明はもっと…ライト深場なら5本針でよさそうだがもっと深いポイントを本格的に攻める釣りでは7本針、10本針と針数が増えて行く。当然仕掛けの長さも伸びて行くので、船長の合図とともに仕掛けを投入するのは掛け枠にエサ付きの仕掛けをセットしておき、そこから直接投入できるようになっていくに越したことはない。掛け枠への仕掛けの巻き方…針の結び方でもリーダーの結束法でも、ある日突然ピンと来ることが多いので覚えようとしていればいつかはマスターできる…はずwww

★Lv.5 枝ス70センチ、枝間140センチ、エサは釣れる魚の一口大

針16~18号、枝50~70センチ、エサも3種で実験準備完了 仕掛けは幹糸に親子サルカンを結んでそこから枝スを出すだけなので自作でよさそう。枝ス70センチで枝間140センチが基本となる。針はいろんな物を試したがどの針のどの大きさがいいのかはまだ分かってない(分かるほど釣れてない)。エサはムツ(≒クロムツ)の場合は大きすぎると鋭い歯で齧り取られたり、何度も噛まれるだけで針まで飲み込まなかったりするので、一口サイズにするのがいい気がする。幅5ミリより少し太く、長さは10センチあるかないかで丁寧に短冊型に切る。厚みはあまりいらないので皮に少しだけ身が残っているくらいに削ぎ落す。



Twitter

2016年03月14日 16:57

« 5本針も太極拳も不発!! また来年おいでねとムツを1匹だけ | メイン | ≒な呼び名と標準和名が混乱してるライト深場の魚を整理 »

最近の釣りのお勉強記事

ほぼ尺記念♪にイワシメバルのこうかな?メモを残しておく
フグには海津針。多動性には短ハリス。アマダイ釣り小ネタ
来年こそは釣りたいな~っと新島キンメのソレダメ!忘備録
仮説と検証が釣りの楽しみ。カイワリング実験はまだ続くよ
シロギス胴突きはタルマセ→シャクリだけの方が誘える?
来年こそ40Upを釣りたい。萬栄丸・半夜クロムツ備忘録
ウィリー+土佐カブラのハイブリッドでカイワリング2.0に
本線に結びコブを作らないで強度保つ枝ス三方編み込み改
良型率100%(今のところ)の土佐カブラのカイワリング
目標尺超え!! イワシメバル初体験に向け釣り方を調べる
目指せ半束…エビメバル手返し向上作戦を真剣に考えよう
ビギナー多数の激混みアジ攻略は短仕掛けと声かけかな
珍しく二連続で釣れた♪から長ハリスコマセマダイの備忘録
細ハリスクッションなしイサキはドラグにおまかせが正解?
群れが出入りする久里浜イサキはタナ決め打ちで粘り強く
女子のコマセ振りはちゃんと片手をリールの前に添えて2回
次こそツ抜けを! ヤリイカ釣行1回こっきりの人の備忘録
初めてのLTアジ(コマセ)釣りで覚えてから行くべき8つの事
クロムツ釣りは一度目の前にエサを通してから落として誘う
剣崎イサキが超低活性時にはシャクらない・教えない作戦
遠征ウィリーで魚種限定なのは枝ス5センチだったせいかも
眉に唾少なめでOK。へた釣り印のカイワリ実績あり仕掛け
イシダイの聞き上げは本当に竿を持ち上げるだけでよいのか
きっとまた行く! 久里浜沖イシダイ五目の釣り方の備忘録
マダイ釣りでクロダイ釣れたらタナを1メートル上げるが定石
釣行後ほんの5分のひと手間でPEラインの寿命が半永久に
災害級の暑さでも元気に釣りできる猛暑対策グッズまとめ
糸の結び方は3つ覚えておけばマグロ釣らなければ大丈夫
潮が速い日のアジに名人秘伝の脱力系フワフワ誘いを試す
カイワリだけを選んで釣れた!! チダイは釣り方分からない!?
仕掛け強度を上げるため添え糸なし枝ス編み付けを覚える
動かさないウィリーの方にイサキが食ってくる条件を妄想す
考えだすとハマるので考えたくはない枝スの長さの最適解
ヒラメに味を占め来季もきっとやる。八景沖アミ五目備忘録
潮の速さと仕掛け長、ソウダ禍の相関に悩んだイサキ2018
剣崎沖イサキでソウダガツオ対策に効果抜群の超短仕掛け
コマセ釣りは大潮を避ける。流して釣る底棲魚は大潮が○
初島沖イサキは長ハリスがウィリーより3倍有利と認めるよ
クロムツ狙いで底からオモリを10mは探る範囲が広すぎた!?
もう1戦するかっ!! 多動性中年向けオニカサゴ誘い方メモ
やらないのと知らないのは大違い。マダイの誘い方を調べる
束釣り記念。えっへんおっほん気分でLTアジ愚策あれこれ
剣崎沖イサキ2017総括。枝間は50センチ、ハンドルは大事
イサキの追い食いは仕掛けの張りを意識してゆっくりと巻く
バルーンサビキに餌が主流? シシャモは7月後半に接岸?
今秋? 来春?から伝説を始める…深場のこうかな?メモ
深場のは買うのにウィリーは意地でも自作。へたのこだわり
「誘い探り釣法」命名記念で調子に乗ってクロムツ釣りメモ
なぜアマダイに愛されないのか? ウジウジと悩んでみたよ
2016年のカワハギ釣りはデカハギ天国にまた一歩近づけた

著者: へた釣り