大きなカワハギを3匹釣るのはしばし忘れる。18日は江戸前釣りサ-キット大会LTアジ。アジ2匹の合計長を競う。上位を狙うなら40センチ級を2匹そろえる必要がある。工夫の余地は……「付けエサの持込可」だけかな? 支給餌のイカの赤タンよりも大型のアジを狙える特餌はないかな?
LTアジの乗合船で使われる餌は、イカの赤タンかアオイソメのことが多い。イカの赤タンは一番オーソドックスな餌で、カサゴやヒイラギなどのゲストがうるさいときにかわしやすい。アオイソメだと食い込みが浅くバラシが多いときは赤タンで釣る方がいいらしい。一方のアオイソメは海中で頭の部分が光るので潮が濁り気味のときは赤タンよりもアオイソメに魚信が集中することがある。
アジはほかの釣りをしているときのゲストとして釣れることがよくある。冬のメバル釣りのゲストで釣れるアジは良型のことが多い。餌のモエビに食らいついてくる。メバル釣りのお遊びでWAREKALA 1.8というワームにセントパウダーをまぶしてみると、それに食ってきたアジは40センチ級だった。アジもシルエットの大きな餌に大型が食いついてくるという傾向があると考えていいんだろうか?
ウィリーでもアジは釣れるし、オキアミでも釣れる。ウィリーは待ちの釣りになりそうな良型狙いのアジ釣りでは厳しそうだが、オキアミは用意しておいた方がいいかも。ただし、オキアミは魚にとってはご馳走すぎて、アジだけでなくいろんな魚につつかれるいう傾向がある。ゲストが大人しければじっくり待てるしアピール度も高いいい餌になるのだが……。人生最大のアジはカイワリ五目の最中にオキアミで釣れた物である。
アジ釣りで特餌といえばコマセのミンチの中にある細かすぎないイワシの身が一番と聞いたことがある。アジを寄せているコマセと同じイワシの身餌…確かにこれは鉄板のような気がする。イワシならスーパーで手に入るので短冊状に切って勝負してみるのもありかな? ヒラヒラと動くくらいの大きさと薄さに切れれば効果抜群な気がする。
大会のルールでは3本針までOKなので、コマセの濃度が濃い一番上の針にイワシの身餌、真ん中はオーソドックスに支給餌の赤タン、下針は一発狙いでオキアミかWAREKALAで始めてみようかなぁ~っと考えている。オキアミはこの前アマダイ釣りに行った時に買った物が残っている。WAREKALAもストックがあるので、買い足すのはイワシの身餌だけ。アオイソメも一応用意しておくべきかどうかは悩み中。
著者: へた釣り