イサキ、カイワリ、沖のウィリー五目、そして夏のタチウオと1年を通して出番のある竿が海明30-210だった。穂先が折れてどうしようかなぁと悩んでいたら発表されたのが「カイメイ スペシャル30-210」。フィッシングショーで外房の大名人に太鼓判を押され、あとは予約開始を待つだけだった。
ウィリーを含めたコマセシャクリは、海明で試行錯誤し、低レベルながらもこれでいいのかな?ってところまで練習したので、ほかの竿に変えるのに躊躇がなかったといえば嘘になる。チューブラ穂先だった海明30-210とソリッド穂先になったカイメイ スペシャル30-210…果たして同じ挙動をしてくれるのかが多いに不安だ。「シャクリの挙動は海明とそう変わらない。むしろ穂先の戻りが素直な感じになる。ネジレがないのでシャクリやすい」と、釣り番組で何度も見たことがある外房の大名人に教えていただく。
フィッシングショーで60号、80号のオモリをぶら下げて発売前の竿を持たせてもらった。穂先の曲がりが海明に比べ少しだけ大きいような気がしたが、それ以上のことは分からない。大名人がオモリを引っ張ったり離したりして、穂先を動かしてくれた。「ほら、分かるでしょ」と、その目は訴えてきていた。それでも申し訳ないがよく分からない。よく分からないけど、よく分からない人を相手になんとか疑念を晴らそうとしてくれた大名人を信じることにした。
発売は3月下旬。早く手に入れてシャクリの精度がそれほど必要でない沖のウィリー五目で竿に慣れて、6月から始まるイサキに備えたい。アマゾンでは少し前から予約が始まっていたが3万1995円。よほどのことがない限り竿は3万円までと決めているので予算オーバー。ナチュラムでも予約開始になり、こちらは2万9862円で、ぎりぎり予算内。予算内なら迷いはないので、速攻で予約した。あとは竿が届いてウィリー五目が出船するのを待つだけ。
著者: へた釣り