ボートからのシーバス釣り。昨年2回、今年も2回行っているのだが、数にも型にも恵まれない。上手な人の3分の1も釣れないのが当たり前になっている。フォール中のバイトが取れないことが原因だと思い、ベイトリール用のライトジギングロッドを買った。いくらかマシになるといいなぁ。
基本は、底まで落としてゆっくり巻き上げる。船の真下を攻めるボートシーバスはこれでいいらしい。ゆっくり巻き上げている最中にゴンッと竿先にシーバスの重みが乗るので、無理をしないでドラグを効かせてゆっくり取り込む。海面まで寄せるのに成功したら、抜き上げるとジグが外れたときに危険なのでタモですくう(すくってもらう)。
底まで落としてゆっくり巻くだけ。シーバスにやる気があるときはそれだけでいいのだが、シーバスにやる気を出させるというのもこの釣りの重要なファクターだと思う。ときどき、シーバスには捕食できないアクション付きの高速巻き上げを混ぜると、その次のゆっくり巻き上げで食ってくることが多い気がする。群れの中から大きいものを選んで釣りたいときもわざと高速巻き上げを混ぜるという人もいるが、へた釣りは大物を釣ったことがないので効果があるのか分からない。
ジグの色はシーバスが飽きないようにローテーションするそうなのだが、これに対する方針は明快。まずはアカキンかピンクで始めて、釣れている人のジグの色を真似して、同じ色のものに付け替える。これで十分。ジグは深川・吉野屋とティムコが共同開発した「オーシャンガバナー」のレッドバックゴールド、ホロピンク、マイワシの3種類を持っていく。本当はもっといろいろな色やウェイトバランスのものがあった方がいいのだろうが、使い分け方が分かるようになってから増やしていこうと思う。
ボートシーバスは、アメニスタ272M-2と2500番のスピニングリールでやっていたのだが、フォール中の魚信が分からないというのが苦戦の原因だった(と思う)。シーバスの魚信の8割はフォール中にあるという人もいるので、取れるかどうかは定かでないが、スピニングタックルでテンションをかけずにフォールさせていると、8割の機会を失っていたことになる。活性の高いときは巻き上げ中にも魚信が出るが、活性が低いときほどフォール中にしか魚信がでないものらしい。
「ジガースティック ライトJSL60ULC」を購入して、PE0.8号が巻いてあるスコーピオン1000Mgと組み合わせて使おうと思っているのだが、未体験のフォール中の魚信がどんなものなのかが気になる。竿先に「コッ」と出たり、食い上げる感じに糸がフワッとふけたりという感じに出るようだ。違和感を感じたらスプールを親指で押さえて、大きく強く電撃アワセするのが、フォール中の魚信をモノにするコツらしい。さて…うまくできるだろうか?
著者: へた釣り