持っている道具でほとんどのやりたい釣りをまかなえるようになってから釣り具への物欲は収まっていた。腕が腕なので高級品は宝の持ち腐れだし、釣り具への投資額ほどに釣果が目に見えてよくなることはないと知ってしまったから。なのに「極鋭 コンセプト ゲーム」がすごく気になる。
3月には年に一度の自分へのご褒美的な大散財を許している禁煙5年生進級が控えている。動画への投資を行いたいので水中ドローンを買いたいが、14万円で買えたセール期間が終わってしまい現在の売値は17万円超え。そんなお金はない。オニカサゴみくじは小吉釣行で、海中カメラを用意したものの釣っている最中に海中の撮影まで行うのは手が2本しかないので無理だと気づいてしまう。水中撮影計画は目下停滞してしまっている。
水中ドローンに代わり禁煙5年生進級祝いの候補として浮上したのが極鋭 コンセプト ゲーム。実売で5万円近くと竿は1本3万円までルールから外れているが水中ドローンに比べれば滅茶苦茶安いという心理が働いてしまっている。気になるモデルは2つ。秋の中深場タチウオ、ライトアマダイ、ライトイサキ、ウィリー五目、根魚五目に対応した「L MH-185AGS」は愛竿のカイメイ スペシャル30-210よりも自重が30グラムも軽く、メタルトップによる感度の向上が見込める。ウィリーに触れてくる魚の感触をもっと取れるようになれば釣果は確実に上向く。問題はシャクったときの竿の挙動だ。好みに合うかどうかは触ってみないと判断できない。
安定した釣果を残せているカイメイ スペシャル30-210を置き換えるよりも購入を優先すべきかもと考えているのがオニカサゴやクロムツ、アカムツ狙いのLT中深場釣りに使えそうな「P HH-220AGS」。120号のオモリを使うオニカサゴはディーオ TSG100-170を、150号のLT中深場は海人アカムツ225を使っているがベストな竿ではないなという気がしている。P HH-220AGSは手持ちで1日誘って釣ることを前提に作られているようでへた釣りの釣り方にもマッチしている。8:2調子なので入門予定のヤリイカにも使える? 本命はこっちかなぁ~。
著者: へた釣り