下手さ加減認識したタチアジ釣行でアジを持ち帰ると妻1号が少しあれ?っという顔をしたように見えた。もしかしてアジ行きたかった? 今週末は三連休。天気はあまりよくなさそうだが「凪いだらLTアジ行く?」と誘ってみる。「暑いから無理」とのつれないお返事にちょっとしょんぼり。
昨年の9月中旬の三連休から妻1号のLTアジ30匹チャレンジが始まった。魚影の濃い釧路の出身で父である北海道の師匠は80Lのクーラーを複数個満タンにすることもある名人である。アジの30匹くらい釣れて当たり前と考えていた妻1号だが、何かが少し狂うと途端に食ってこなくなる東京湾のアジの洗礼を受けた。釣り名人の娘としては初回にたった4匹しか釣れなかったことが悔しかったらしく、ほぼ月1ペースでアジ釣りをすることに。
まずは釣りバカ対決持ちだった竿とリールの持ち方を正しい持ち方に修正し、しっかりラインが立ってから慌てず正確にタナを取ることを覚えた。魚信があっても掛けにいくのではなく穂先を十分に持って行くのを待ってから巻ける“待てを覚えた女”にも進化した。ここまでいけば、いい活性の日にあたれば30匹くらいは釣れると思われるのだが東京湾の釣りの神様に嫌われているらしく…いい日にあたらない。
今年も9月になりそろそろアジ釣りチャレンジ再開するかな?と誘ってみた。全く行く気がなくなっているわけではないようでしばらくう~~んと悩んでから、「暑いから無理、行かない」とのお返事。言われてみれば確かにである。気温35度超えの日が続いている。こんな日に炎天下でも釣りをしたいと思えるのはよっぽどの釣り好きだけである。妻1号のアジ30匹チャレンジ再開は10月第2週の三連休が本命かな。
著者: へた釣り