浅場のタチウオ対策に食い込みがよさそうなライトゲームBBを使ってみた。針掛かりさせるのが難しく苦戦したものの16匹釣れたのだから竿の変更は正解だったと思う。竿を変えると魚信の出方が変わった。大きく分けると3種類。魚信の出方によって針掛かりへの持ちこみ方が違う?
※眉毛にたっぷりと唾を塗り付けてから読むこと。以下、夏タチウオが超苦手だと言っている人の妄想である。妄想から仮説を組み立てて検証してみるというのがへた釣りの釣りの楽しみ方なので、そんなバカなと呆れつつ生温かく見守るか、あるいはアホには付き合ってられんと放置してほしいwww
タチウオからの魚信は大別すると3種類あったように思う。魚信を表現するには擬音が便利だ。ガッ、ノタ~、フルフルでイメージは伝わると思う。ガッという魚信は、タチウオが餌に噛みついたときの魚信だと思う。実際にガッという魚信があったあとに魚信が続かないので仕掛けを回収してみると針先がでている少し下で餌が噛み切られていたことが多かった。針先以下のピラピラと動く部分がなくなったので、タチウオはそれ以上餌に興味を示さなくなったってことかな? ガッと明確な魚信があったときは、宙でタタキを入れてみるのがいいような気がする。タチウオが興味を失った餌にイレギュラーなアクションを与えることで、もう一度興味を抱かせ食いついてくることを期待してみる。
ノタ~という魚信は甘噛みしているのではないかと思われる。あんな歯をしているくせに一気に噛みちぎるのではなく、軽く歯を立ててから食べていい餌なのか食べてはいけない物なのかを判別している? ノタ~という魚信は穂先が持って行かれるほどに明確に出ることもあるがここでアワセても乗らないことが多い。ノタ~への対処法は、それまでの誘いを継続するではないかと考えている。水面までひたすら誘い続けて、海面でようやく針掛かりしたというケースの多くはノタ~という魚信があってから発生した。餌を咥えてはいるけどしっかりと針掛かりはしていない状態を海面で何度か確認した。船内に取り込めてもすぐに針から外れてしまうこともあった。
フルフルは一番面倒な魚信のように感じた。餌にも誘いにも興味を示してはいるが、よほど警戒心が強い個体なのかじゃれついてくるだけで歯をしっかりと餌に立ててこない。フルフルという魚信が続いたあとで仕掛けを回収してみると鋭い歯で何度も餌を削り取っていくようにアタックしていたように思う。フルフルという魚信が続いたときは、誘い上げるのを止めて、じゃれついてきている場所でフワフワと誘ってみると針掛かりすることがあった。じゃれついてくるだけのタチウオには食べやすい状況を作ってあげるべきってことかな? この方法で釣れたタチウオから推測すると、警戒心が強いのではなくサイズ(口)が小さくて餌が動いているとしっかり歯を立てられないのかもしれない。
著者: へた釣り