明日は2014年のカワハギ開幕戦。TKB52予選の下見を兼ねて羽田・えさ政釣船店に行ってみる。船が変わってもやることは変わらない。前日は人間様用大粒アサリを剥いて、アミノ酸を調合したハギポンに漬け込む。今年からは真空圧縮してハギポンの浸透率の向上を目論んでいる。
大きいのが3匹でいいというのが2年前からのカワハギ釣りの方針。TKBルールで自分の釣果を測るのが、どれだけ頑張っても数は見込めないへた釣りにはちょうどよいし、楽しい。カワハギミーティングIN渋谷でカワハギ地獄の牛頭様から「カワハギで目標にすべきは数ですよ」と諭されたが例によって聞く耳持たずに今年もTKBルールを物差しにしてカワハギ釣りを楽しむつもり。目標は3匹合計寸70センチ超えをコンスタントに達成すること。70センチはTKB予選突破の目安だ。
今年もハギポンの合成を開始する。余分な汁気を切ったアサリ1.6キロに対して、粗塩10グラム、味の素20グラム、グリシン10グラム、アルギニン10グラム、アラニン5グラム、プロリン2.5グラムを入れて混ぜる。塩をもう少し多くして絞めた方がいいといわれるが、宙でスピード針を使って吸い込ませて獲るという方針なのであまり絞めすぎない方が何度も餌にアタックしてくるような気がしている。味の素8:グリシン4:アルギニン4:アラニン2:プロリン1は、昨年後半上手く行った比率なのでこれを踏襲した。
今年の新兵器は、真空パック器。これのマリネ機能を使って、アサリへのアミノ酸の浸潤を効率化できないかと目論んでいる。少ないマリネ液でもしっかり味がつくらしいので、アサリにだってハギポンの味がしっかりしみ込むようになるだはずと考えている。へた釣りが一度の釣行で使うアサリの量は1.2キロくらい。今回少し多めに仕込んだのは、あまったら真空パックしてから冷凍し次回釣行の予備餌にしようと考えているから。予備餌ほどハギポンがよくしみていることになるはず。
著者: へた釣り